そういえば先週、転職エージェントさんから電話がかかってきました。
前に連絡をくれたJeff(仮名)です。
"Hi Jasmin, How are you? ぜんぜん求人に応募してこないけどどうしたの?”
とのこと。
不思議に思われるのも当然。
ほんの2、3カ月前までは、こちらが熱心に仕事の紹介をお願いしてたのですから。
「管理職を辞めたいけど、やっぱり正社員が安心」、そう思っていたあの頃。
(ちょっと浜崎あゆみのSEASONS風)
ところが今は・・すっかりセミリタイアの決意を固めております。
Jeffの求人メールもスルーしてました(興味がなかったら返事要らない、と言われてたので)。
この記事に書いたように、短期間で心境が急変したのにはブログの影響が大きいです。
でもよく考えてみたら、ブログだけじゃないかも。
知人やFPに相談したり、悩みを書き出したりしたことも、退職やセミリタイアの決意には大事だったかも。
役に立ったことが5つありましたので、まとめてみます。
- 退職の決断に役立ったこと(1):利害関係のない他人に相談
- 退職の決断に役立ったこと(2):モヤモヤを紙に書き出す
- 退職の決断に役立ったこと(3):ファイナンシャルプランナーに相談
- 退職の決断に役立ったこと(4):本やブログを読む
- 退職の決断に役立ったこと(5):自分も情報発信する
退職の決断に役立ったこと(1):利害関係のない他人に相談
「管理職が辛くてさー」
「会社辞めたいって本気で考えちゃうんだよねー」
こんな普通のぼやきが、意外と決断に役立ちました。
私は美容師さんや習い事の先生くらいの距離感の知人によくぼやいてました。
他人に状況を説明することもアウトプットなので、話しているうちにモヤモヤの輪郭がはっきりしてきました。
そういえば、親友や親戚には、ある程度決意が固まってから話したなぁ。
(私は一人暮らし)
ご家族に相談することももちろん大切ですが、収入が減るようなことを言われたらびっくりするかも。
まずは利害関係のない他人に相談してみるとよいかもしれません。
退職の決断に役立ったこと(2):モヤモヤを紙に書き出す
不安やモヤモヤというのは、原因が分からない時がいちばん辛いものです。
なぜ「管理職や会社を辞めたい」と思うのか?
人間関係なのか?業務内容なのか?
業務内容ならどの業務のどんなところなのか?
そんなモヤモヤの正体を見極めるのに最も効果があったのは、思いを紙に書き出すことでした。
私にはもともと「モーニングページ」という、起き抜けの気持ちをダーっとノートに書き出す習慣がありました。
●モーニングページの方法はこちら●
毎朝「ほんとに嫌だ〜」とモヤモヤ書き殴るうち、悩みのコアを探り当てました。
悩みの核心に行き着いた時は、解決した訳でもないのになぜかスッキリしたなぁ。
ブログをやってみようという気持ちも、思いを書き出す中から浮かび上がりました。
紙に書き出すのは何時でも良いとは思います。
だけど、まだ無意識がちょっと残ってる朝イチがいちばんオススメらしいです。
朝イチでない場合は、邪魔されない環境で(スマホもオフ)、没入できるくらいの時間をかけて書いてみてください。
退職の決断に役立ったこと(3):ファイナンシャルプランナーに相談
今の仕事を辞めるにあたり、いちばん心配だったのがお金の問題でした。
お金が心配で転職やセミリタイアを決断できない方は多いのではないでしょうか?
お金の悩みはお金の専門家、ファイナンシャルプランナーへ相談するのが近道です。
FPさんに「今の会社を辞めていい」って賛成してもらった時はうれしかった〜。
あの時は体の力が抜けましたよ。
どうやって相性の良いファイナンシャルプランナーを見つけたか、こちらの記事に書いていますので、よかったら参考になさってください。
退職の決断に役立ったこと(4):本やブログを読む
自分の周りにいなくても、ブログの世界にはリタイアの先輩がたくさんいます。
退職後はいっさい働かないパーフェクトリタイアの方、
アルバイトや派遣をしているセミリタイアの方、
投資をしてる方、してない方、
ブログで実体験を読むうちに、自分のセミリタイアもだんだんイメージできるようになってきたんです。
オススメはブログ村の「セミリタイア生活」のカテゴリです。
セミリタイア生活 人気ブログランキング - ライフスタイルブログ
このはてなブログで読者登録している方のブログも、めちゃくちゃ参考にさせていただいてます。
これは(5)で後述します。
もちろん読書もいいですね。
肩書きや過去の努力に対する未練を断ち切るには、石井てる美さんの本が役立ちました。
退職の決断に役立ったこと(5):自分も情報発信する
この記事の繰り返しになっちゃうんですが、
ブログを始めたらセミリタイアに向けた行動がびっくりするほど速くなりました。
読み手を意識した文章を書くことで、感情が論理的に整理されるんですよね。
これがメタ認知に多いに役立ちました。
(2)の「モヤモヤを紙に書き出す」も感情を言葉にしてるけど、あれは無意識が漏れ出てる感じ、言語化とはちょっと違います。
情報発信をしてると情報が集まってくる、というメリットもあります。
拙いながらこのブログを続ける中で、セミリタイアの先輩やセミリタイアに関心がある方と読者登録などで繋がることができました。
ブログの内容もめちゃめちゃ参考になりますが、繋がりの部分も本当にありがたいんです。
励ましていただいたら嬉しいし、コメントで具体的なアドバイスを頂いたらすごく助かるし。
勇気を出して情報発信を始めてよかった。
(みなさま、本当にありがとうございます)
なので、情報発信は、情報の受けとりやすさも同時に考慮すると良いのかもしれませんね。
はてなブログはもちろん、アメブロ、ツイッターなどもいいのかも?
というわけで。
転職エージェントJeffさんとの電話は「うーん、まだ迷ってるんだー」と曖昧な言葉で終わりました。
もし次に電話が来たら「私、セミリタイアしたんだ!」って言えるかな。
●管理職を辞めた後どう働く?シリーズです●
「普通の派遣」はどうかしら??〜管理職を辞めた後の働き方(1)
50代の正社員転職はどれくらい厳しい?ー管理職を辞めた後の働き方(2)
派遣になったら2月や5月は損する?ー管理職を辞めた後の働き方(5)
顧問契約を打診されたけど・・ー管理職を辞めた後の働き方(6)