長い付き合いのFPさんに相談したことで、自分の状況が見えてきました。
人生のお金をプロジェクトに例えるなら、貯蓄のフェーズ#1は完了。
これからはフェーズ#2として、資産を守っていくことになるんだな。
資産のメンテナンス?することを最近は「資産防衛」って言うんですよね?
私の若い頃(バブル期)は「財テク」って呼ばれてました(笑)。
状況は一人一人違うから、資産防衛法もまたさまざまですよね。
相性の良いファイナンシャルプランナーに相談することで、自分に合う資産防衛法を見つけられました。
また、どうやって相性の合うFPさんに出会ったのかも思い出してみました。
- 管理職を辞めたいだけ、仕事を続けるつもりの私は「健康」で資産防衛
- ファイナンシャルプランナーとの相性は相談の目的で決まる
- 相性が合わなかったファイナンシャルプランナー一人目
- 相性が合わなかったファイナンシャルプランナー二人目
- 相性の良いファイナンシャルプランナーとの出会いは福利厚生クラブ
- お金の不安を聞いてもらえたら気持ちが軽くなった
- 今後の方針とアクションプラン
管理職を辞めたいだけ、仕事を続けるつもりの私は「健康」で資産防衛
資産防衛とは、適切な投資を行うこと、という意味で使われているようです。
しかし!
私に合う資産防衛法は「健康でいること」。
もう50代だし、さらに収入が下がる決断をするのだから、今後も積極的な投資はせず、キャッシュポジションを維持。
そのかわり、健康に気をつけ、報酬も負担も軽い仕事を長く続けることで、資産防衛をめざします。
辞めたいのは、今の会社と、中間管理職だけ。
働くことが嫌になったわけじゃないから、細々とでもずっと収入があった方がいいな。
FPさんが「今の仕事、すぐ辞めたら」と言ってに賛成してくれた理由も健康だったし。
ファイナンシャルプランナーとの相性は相談の目的で決まる
それにしても・・
投資よりこちらの健康を気づかってくれるファイナンシャルプランナーに出会えてよかったなぁ。
これは完全に相性ですよね。
投資法を指南しないFPなんて頼れない〜という意見も分かります。
相談の目的は何なのか?を明確にしてから探すと、早く相性の良いFPに出会えるかもしれません。
- 目的は投資のアドバイス?それは初心者向け?それとも外国株とか不動産に特化した上級者向け?
- それとも家計の見直し?固定費を減らすなど節約が相談のメイン?
- とにかく将来が漠然と不安?友達にはお金のこと話せないから、とにかく聞いてほしい
私の目的は3だったのですが、そのことに気づく前に、2人のFPさんで失敗(?)しています。
相性が合わなかったファイナンシャルプランナー一人目
初めてFPさんを探したのは、30代後半、いま住んでいるマンションの購入時でした。
一人で大きな買い物を決断するのが怖かったのです。
そして一人目のFPの方は、マンション販売会社が提携しているメガバンクの所属でした。
最初は無料だし親切だし、最初はいいな、と思ったんだけど・・・
当然ながら、アドバイスはその銀行でローンを組んでそのマンションを買うことが大前提。
うーん、これじゃあ「本当にローンを組んで住宅を購入して大丈夫なの?」という疑問を払拭できない・・。
ということで独立系のFPさんを探すことにしました。
相性が合わなかったファイナンシャルプランナー二人目
しかし、独立系のFPさんを探すと言っても、どうやって探せばいいんだろう?
と迷っていた時に、同僚が友達のファイナンシャルプランナーを紹介してくれました。
フリーでアドバイザー業をしているのでしがらみがない。
それに同性だし同年代だし、最初はいいな、と思ったんだけど・・(再び)
住宅に関する考え方が全然合わなかった!
そのFPさんにとっては、住宅は投資の一つ。
なので「リセールバリューを考えれば○○区ではダメ。XX区かYY区にしましょう」とおっしゃる。
一方、代々東京に住む私は地縁を無視できない。
親や親戚の家へのアクセスが重要だし、住み慣れたエリアに居続けたい。
もちろんリセールバリューや市場価値も大切なので、そのFPさんのアドバイスはありがたかったです。
しかしお金や住宅に対するポリシーが合わないのはどうしようもない。
FPさん探しの旅は振り出しに戻りました。
相性の良いファイナンシャルプランナーとの出会いは福利厚生クラブ
FPさんは見つからないのに、マンション販売会社からは「ご決断を!」と迫られる。
参っていた時に別の同僚が「福利厚生クラブで探してみたら?」と提案してくれました。
福利厚生クラブとは、当時勤めていた会社が提携していた外部の福利厚生制度。
会員企業の従業員はさまざまな割引が受けられるというアレですね。
調べてみたら何社、何人ものファイナンシャルプランナーが登録されていました。
まずは投資色の薄そうな社名、紹介文のところを探しました。
具体的には「家計相談」とか「家計見直し」とか「家計アドバイザー」というワードを使っているところです。
次に、絞り込んだFPさんたちのホームページやブログでアドバイスのスタイルを探りました。
そうやっていまのFPさんにたどり着いたというわけです。
お金の不安を聞いてもらえたら気持ちが軽くなった
3タイプのファイナンシャルプランナーと話してみて分かったのは、
自分はとにかく金の不安を誰かに聞いてほしかったんだ、ということ。
住宅ローンのシミュレーションなら銀行のホームページやエクセルでもできますもんね。
今のFPさんは聞き上手。
特定の株や投信の銘柄を教えてくれる代わりに、私の対話に付き合ってくれます。
そうすることで、私が自分で答えを導き出すのを手伝ってるんだろうな。
相性の合う今のFPさんに出会えてよかった・・しみじみ。
お金でモヤモヤされていたら、ファイナンシャルプランナーさんに相談するのはオススメです。
今はzoom などオンラインで相談できるから、日本全国から探せますね。
今後の方針とアクションプラン
そんなわけで。
あと2年働いたら早期退職?という案はなくなりました。
当面の方針、アクションプランは次の通りです。
- 早期退職はしない。収入は少なくても、今ほど負担がない仕事を探す
- 今の会社は来年のキリのいいところで辞める
- 転職先を決めてから辞めるのではなく、辞めることを優先。一瞬無職もやむなし
- 時代は変わった。新しい働き方を知ってる人に話を聞いてみる
うん、ちょっと楽しくなってきた。
次はファイナンシャルプランナーに年金について聞いたお話です。
●こちらも追記●管理職辞めた後、選択肢の一つとして派遣を考えています。昔とはずいぶん違うみたいです