「管理職辞めたい」、そればかり考えてしまうけど、なかなか決断できない。
いちばんの不安はやっぱり収入です。
私の業界で非管理職として転職したら収入は半分になります。
それも運良く転職できたらの話で、誰も雇ってくれなかったら収入はゼロ。
怖くて決断できない・・・。
それでも「管理職辞めたい」が頭にこびりついて離れない。
誰彼構わず、気がつくとこの話をしてしまいます。
美容師さんや習い事の先生など、近況を聞かれると「実はまた転職したくて・・」と始めてしまう。
信頼していて長い付き合いとはいえ、相手は他人なので、「へー」とか「え?そうなんですか?」くらいの反応です。
だけど私はお客さんなので、否定されずに聴いてもらえる。
それをいいことに、私の話は止まりません
「上にリスクを指摘してるんだけど聞き入れてもらえなくて」
「そのくせ問題が起きるとこちらが責められるだよね、参っちゃう」
「問題はお金だけなんだよね」
「自分なんて一人だし生活も地味だから、収入が下がってもやっていける気がするんだよね」
「だけどお金のことが苦手で。貯金や収入、それぞれいくらあればいいのかなぁ?」
・・・そうか、問題はお金だけなんだ。
だけどお金にちゃんと向き合ってないから決断できないのか・・・
じゃあちゃんとお金のことを考えてよう。
資産と月々の収支を計算してみよう。
次にすべきことが決まった。
ああ、私は美容師さんなど人に相談しているようでいて、実際は自分に話しかけていたんだな。
声に出して他者に話すことも一種のアウトプット。
人に話すことによって考えが整理され、客観視できて、次に何をすべきか決める助けになりました。
他人との雑談で自己開示するのって、地味に大切ですね。
お金のことを考えるのは気が重い。
足りないという現実が分かったら怖いからですね。
だけど今の会社で管理職を続けるのはもっと怖い。
預貯金や個人年金を洗い出して、毎月の収支を計算しよう。
自分の貸借対照表と損益計算書を作るわけか。
そうだそうしよう。