管理職と今の会社は辞めますが、その後どうするか決めてない・・。
そんな中、「退職後は顧問契約で働かないか?」と打診されました。
光栄なことですし、収入が見込めるのはありがたいことですが・・。
まずは日本側の上司と役員から、「退職後はアドバイザーとして関わらないか?」と誘われました。
月に1、2度出社して、みんな(役員やいまの部下)の相談に乗ってほしいというのです。
ありがたいお話ですが、後任を採用するのだからアドバイザーは不要だと思う・・。「光栄ですが、後任の方がやりにくいと思いますので」とお断りしました。
どの会社も同じでしょうけれど、今の会社もさまざまな問題を抱えています。
一刻も早くあれとサヨナラしたい、というのが本音です。
特に、辞める決意を後押しした炎上協業案件、夢に見るくらい嫌だった案件。
あの問題から離れられるなら、顧問料なんてまったく惜しくないです。
そしたら今度はアメリカ本社から「プロジェクト単位の顧問契約ならどう?」とオファーがありました。
きっとあの炎上案件だろうと思いましたが、意外にも別のもの。
ふむ・・あれなら平和なプロジェクトだな・・。
平和プロジェクトを立ち上げた時の、私の働きを評価して頂いたようで、この件だけはこのまま残って欲しい、とのこと。
これも光栄なことですが・・・やっぱり止めておきます。
なぜなら・・
平和プロジェクトだけ、と思って会社に関わり続けるうち、例の炎上が再燃したら?
「ジャスミン、顧問なんだからこっちも対処してよ」と言われるのは嫌でございます。
炎上はいったんは収まって、上司は「ジャスミンは心配しすぎ」と思っているようですが・・
私から見ればあの案件は活火山です。
あの山は休火山に見えるけど実は活火山、それと同じです。
「パラノイア」と言われようと(実際言われた)、自分の直感に従うわよ。
「Run!逃げろ!」
これからも一緒に仕事したい、と言われるのはとても光栄。
必要とされる場で働く方が幸せなのかな?とも思います。
だけど、後任が来るのに顧問が必要という理由がよく分かりません。
「後任の相談にも乗ってあげて」と言われたけど、よほどのことがない限り、退職した前任者に連絡したりしないですよね?
これきっと、私が転職でなく「セミリタイア」で辞めるからだろうなぁ。
辞めて時間があるなら、ちょっと手伝ってよ、と思ってるのかも。
それとも「無収入で暇なんてジャスミンがかわいそう。少し仕事をあげよう」と私のためを思ってくれてるのかも。
「50代前半でセミリタイア」という状況に周囲が戸惑ってるのでしょうか。
本人だけでなく周りにも、状況を受け入れる時間が必要なのかな、と思った日でした。
●管理職を辞めた後どうする?シリーズです●
「普通の派遣」はどうかしら??〜管理職を辞めた後の働き方(1)
50代の正社員転職はどれくらい厳しい?ー管理職を辞めた後の働き方(2)
派遣になったら2月や5月は損する?ー管理職を辞めた後の働き方(5)