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先週、元部下から、「相談があるので食事でも」とお誘いを受けました。
話を聞いてみると・・・
「うちの会社(彼女の現在の勤務先)で、仕事をしませんか?
もちろん、フリーランスの立場でいいから。」とのこと。
また、別の日には、外国人の知人から、こんなメールが来た。
「知り合い(外資系勤務)が、フリーランスで働いてくれる人を探してる。
ジャスミンを紹介してもいいか?」と。
大変ありがたいお話ですが、どちらもお断りしました。
現在の派遣契約が12月まであるし、フリーランスをやる根性が無いと分かったし。
▷ 参考記事:迷走の挙句・・・派遣契 約に結論を出しました
それにしても、なんの営業活動もしてない私に、一週間で2つも、仕事の話が来るとは驚き。
先月お断りしたお話も含めたら、2ヶ月で3件です↓。
いったいなぜ・・・?
その答えは、冒頭の元部下が教えてくれました。
こんな私に、フリーランス案件が複数持ちかけられた理由。
それは「ヘッドカウントフリーズ」、つまり採用凍結です。
アメリカの現政権が、各国に法外な関税を課すと言い出した影響で、世界は大混乱。
大統領の発言に一喜一憂して、株価は上がったりもしてるようですが、
経済は依然として、先行き不透明ですよね。
各社、「予測困難な状況なので、とりあえず採用は控えよう」となっているようで、
新規はおろか、退職した社員の補充すら、凍結されているらしい。
冒頭の元部下(現在管理職)も、同じ状況だそう。
チームメンバーが退職するので、replacementの採用申請を出したら、
アメリカの本社にストップをかけられたとか。
交渉の末、ようやく、じゃあ業務委託ならいいでしょう、という承認をもらい、
フリーランスの人材を探してるそうです。
フリーランスなら、社会保険も福利厚生も、負担する必要がないからね。
いつでも切り捨てられるし。
なるほどなぁ。
急にフリーランスのお話が増えた裏には、そんな悲しい現実があったのね。
ハイアリングフリーズ hiring freezeとも言いますが、
どちらも外資に勤めていたら、とくに管理職をしていたら、
絶対に聞きたくない言葉だもの。
業務量が同じなのに人員が減る、こんな恐ろしい状況はありませんから。
フリーランス組にとっては、ビジネスチャンス到来!?
もしかして、私のような派遣にも追い風?
(派遣を「ヘッドカウント1」と数える会社と、そうでない会社とあります)
でも、それが喜ばしい状況なのかどうか、ちょっと考えちゃいますね・・・。
●「採用凍結」に関する過去記事 ●
お断りした会社に、私なんかよりもっと良いフリーランスが見つかりますように