お、今週のお題は、「上半期ベスト◯◯」なんですね。
上半期にやってよかったことと言えば、やっぱり、フリーランスとして社会復帰したことかなぁ。
先日書いた「フリーランス辞めたい」っていう記事と矛盾しちゃうけど、
何事にも、ポジティブ/ネガティブ両面があるように、
また働き始めてよかったなぁ、と思うことも、いくつかあるのです。
●これまでの経緯●
会社員も管理職も辞め、いったん無職になったものの、
ずっと無収入でいるほどの資産は無いし、値上げラッシュも怖い。
それで、フリーランスとして、再び働き始めました。
月収3万円って、意外にすごい?
フリーランスとして社会復帰して良かったこと一つめは、収入が入るようになったこと。
これはシンプルによかった。
・・・と言っても、私のフリーランスの売上なんて、月数万円なんだけどね
↑この記事に書いたように、たったの3万円では、安心できないし、
会社員時代の私なら「月収3万円!?それって無意味じゃない?」って思っただろうな。
しかし近ごろでは、月収3万円はバカにできないぞ、と感じるようになりました。
仮に、この収入のままでも、60才過ぎまで10年間続けたとしたら、
3万円×12ヶ月×10年=360万円、貯金が増えます。
たとえば、80才、90才になった時に、貯金が300万円です、っていうのと
貯金は660万円あります、というのでは安心感が違うと思うんですよね。
うーん、月収3万円、バカにできない。
ある友人は、働くよりも、節約で3万円作りたいと言ってたけど・・・
▷ あと3万円欲しい!そんな時どうする?ー節約・投資・労働どれを選びますか?
収入が3万円でも、さらに、節約であと3万円作れれば、
(3+3)×12ヶ月×10年=720万円も作れるんだよなぁ。
私が認めてもらう機会は、仕事くらいしかない
でね、その収入なんですが、実は、7月から時給が10%アップしてます。
(正確に言うと、時給ではなくて、1時間あたり報酬)
▷ 関連記事:時給・月給(雇用契約)のすごさを思い知る
元請けの元さんが、私の仕事ぶりを評価し、契約を見直してくれたのでした。
もちろん、他人から認めてもらわなくても、別にいいんだけど、
認めてもらえたら、それはそれで、これまたシンプルに、嬉しいものです。
しかも、報酬10% UPという数字で、しかもお金という、
いちばん分かりやすい形で評価されると、なおさら。
そもそもの単価が低いので、10%上がっても、底辺フリーランスであることは変わらない。
それでも、ゲンキンなもので、同じ仕事で1 割多くもらえる、と思うと、やる気もアップしました。
「この仕事、ビミョーだなぁ」と思いつつも、ときどき、こういう嬉しいことがあると、
「もう少し、続けてみようかな」と思う。
仕事をしてなくても、人から評価されたり感謝されたりする機会は、たくさんあると思います。
しかし、家族もいない、地域活動もボランティアもやってない、という、
私の場合は、仕事くらいしか、認めてもらう場所がないのです。
だから、こうして発注者に認められたり、クライアントやフリーランス仲間に、
「ありがとう」と言ってもらえたりすると、「また働いて良かったなー」と、感じるわけです。
「自己成長ゲーム」プレイ続行
ショックで眠れないくらい、ひどいミスをしていた3ヶ月前に比べると、少しは成長したかな?
▷ その時の記事:ひどいミスをして、一睡もできなかった
おっと、私、セミリタイアしたのに、まだ「成長」とか言ってますね。
自分でも苦笑しちゃいます。
会社員時代は、こんなことを書いてた。
そうして身を削って目標を達成したのに「来年も2桁成長ね」とか言われるの、もう無理。
せっかくセミリタイアして、他人から「成長」を強いられなくなったのにね。
それに、個人的には、自己成長なんて、しなくていいと思ってます。
「自己成長」なんて完全に主観と自己満足の世界ですから。
だけど、それだからこそ、今後は、ゲーム感覚で、自己成長を楽しもうかな、と思う。
そして、「お、あれができるようになったぞ」とか、
「これは上手く行ったぞ」とか感じる方法として、仕事は便利な手段です。
予定通り「試行錯誤」してます
そんなわけで。
今週のお題「上半期ベスト◯◯」は、今の仕事の良いところに目を向けるきっかけをくれました。
なんてったって、「フリーランス見習い」は、自分の選んだ道だしね。
そしてこの機会に、年初に定めた「行動・考え方の基本方針」も、確認してみた。
うん、大丈夫、「ちゃんと」試行錯誤してるな。
成長と言うより、老化を遅らせてるだけ?