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昨日は、習い事の日でした。
セミリタイアして、週休４日なので、空いてる平日に、お稽古し放題です。
だけどね、もう辞めます。
だって、全然上手くならないから。
下手の横好きで、歴だけは長く、通算すると20年近くになるでしょうか。
それなのに、いつまで経っても初心者みたい。
お稽古を録画したものを見ると、毎回、がっかりするのですが、
昨日は特にひどかった。
他の人と合ってなくて、これじゃあ、周りにも先生に迷惑だ・・・。
20年やってこれだもの、この先だって、もう上達しないでしょう。
そもそも、センスがないんでしょうね。
長年続けてきたお稽古だけど、これで辞めます。
あぁ、悔しいなぁ。
あれ・・・？私、「悔しい」って思ってるんだ？
この記事を書き始めた時は、「私には『逃げる力』があるので、
お稽古からも逃げることにしました。」と締めくくるつもりでした。
だけど、思わず「悔しい」と書いたことが、心に引っ掛かった。
録画を見て落ち込むのは、もっと上手くなりたいと思う心があるからじゃないか。
私の習い事は、純然たる娯楽です。
上達しなくても、それなりに楽しめるし、上手くなったとて、実利は無い。
それなのに、「上手くならず悔しい」と思うなんて、
私にも、まだ向上心が残っていたのかもしれない・・・。
私は、管理職も正社員も辞めて、フリーランスの仕事も無くなった。
今は、こんな記事を書いてるくらいですから↓、
今後、仕事に対するモチベーションが戻ってくることは無いでしょう。
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ということは、「習い事でもっと上達したい」という気持ちは、
私に残った、最後の向上心・情熱かもしれない。
私の人生、嫌なことを回避してばかり。
せめてこの習い事くらいは、逃げずにもう少し、頑張ってみようかな・・・。
たかが趣味、されど趣味
