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久しぶりに「究極の選択」です。
新しい悪魔と、昔から知ってる悪魔、どちらを選びますか?
・・・と言われても、何のこっちゃ?って思いますよね。
では、この質問ならいかがでしょう?
「新しいクソ上司と、昔から知ってるクソ上司」選ぶならどっち?
過去の究極の選択はこちら
おほほ、「クソ」なんて言葉を使って、ごめんあそばせ。
本当はタイトルもクソ上司にしたかったけど、さすがにやめておいた。
どうして、この究極の質問をしたかというと、ある英語のことわざを思い出したからです。
Better the devil you know than the devil you don't know.
(知っている悪魔の方が、知らない悪魔よりマシ)
これを教えてくれたのは、かつて同僚だった外国人で、彼女の上司は文字通りの「クソ上司」でした。
「よくあの人に我慢できるね、どうして転職しないの?」と尋ねたところ、
教えてくれたのが、上のことわざだった。
確かになー。
クソ上司(旧)から逃げようと転職したら、次の職場には、クソ上司(新)が待ってるかもしれない。
しかも、(新)は(旧)より嫌なやつかもしれない。
元クソ上司・・・じゃなかった、元管理職だった私から言わせていただきますと、
逆の立場でも同じでして、使えない部下(旧)に嫌気がさして転職したら、
そこには使えない部下(新)が・・・という話も成り立ちます。
要は、予想がつかない未来は、不幸な現状より怖い、という話ですね。
ことわざを教えてくれた人も、「確かにクソ上司だが、私はあいつの扱い方を知っている。
転職して、別のクソ上司の扱い方を、また一から学ぶよりマシ」と言ってました。
この究極の選択のせいで、転職に踏み切れない人は、たくさんいるんだろうなぁ。
前回の記事でも「自分は転職推進派」と書きましたが、そんな私でも、
この究極の選択に、毎度悩みましたから。
転職がデフォルトのIT業界の恐ろしいところは、自分が動かなくても、
上司が転職で勝手に交代してゆくことで、それはセミリタイアして、
週休4日の派遣になった今も同じです↓。
次のdevil、おっと失礼、次はどんな上司がくるだろう・・・?
クシン・ゴジラ、シン・ウルトラマンの次は、シン・クソ上司?