自分の「お金の知識」が、いかに貧弱かを知って、落ち込んでます。
何かと言うと・・・個人年金にも、税金がかかるんですね!
わー、ごめんなさい、ごめんなさい。
そうです、そんなことも知らずに、セミリタイアしちゃったのです。
大丈夫ですかね?、私の老後。
でもまあ、早めに気づいて、よかったわ。
この機会に、公的、私的(個人)年金と、税金について、調べました。
いろいろ勉強になったんだけど、今度はね、
「確定申告」って、何歳まで自分でできるだろう?っていう、
別の心配が、生まれることに・・・。
- 老後は、個人年金頼りの、投資弱者
- 個人年金にも、税金がかかると気づき、ションボリ
- 個人年金にかかる税金とは?
- 公的年金に税金がかかるのは、いくらから?確定申告は必要?
- 自分の年金に確定申告が必要か?二つの不確定要素
- 確定申告、何才まで自分でできるか問題
老後は、個人年金頼りの、投資弱者
日ごろから、「投資弱者アピール」をしてる私ですが・・・
老後資金のすべてが、銀行預金の取り崩しかと言うと、そうではなくて、
受け取り額が決まってる、定額の個人年金に、いくつか加入してます。
公的年金と、個人年金を合わせれば、どうにかやっていけるかな・・?
老後のお金については、そんな風に考えてます。
他の方のブログを読むと、ご自身で運用なさってる方が多い印象。
みんなすごいなぁ。
私が個人年金に加入した当時は、現代ほど、初心者向けの投資環境が整ってなかったような?
低コストのネット証券や、投資信託、それに初心者向けの情報などなど。
今の若い人は、いいですねぇ。
・・・って、環境のせいにしちゃ、いかんね。
私の世代でも、しっかり投資で増やしてる人もいるんだもんね。
覚悟さえあれば、今から始めることだって、できるんだし。
今も当時も、私の勉強と勇気が不足しているせいですね。
個人年金にも、税金がかかると気づき、ションボリ
とにかく私は、心理的に、金融に対するリスク許容度がとっても低い。
転職とか、セミリタイアというリスクは、とれるくせに。
なので、個人年金を選ぶ際にも「定額一択」でした。
変額タイプと違って、受け取り額が、大きく増える可能性は、ありません。
その裏返しで、良いところもあって。
確定年金なので、何歳でいくら受け取れるかが、文字通り「確定」してる。
おかげで、老後に使えるお金を、ある程度見積もることができるんです。
過去記事:リスクが怖い私は、先が見えてる方が安心。
先日も「個人年金が○○円受け取れるから、生活費は□□円使えるねー」
という、皮算用をしてて、ふと気づいた。
「公的年金って、所得税がかかるんだよね?
だったら、私的な個人年金にも税金がかかるのでは?
老後の資金繰りは、額面じゃなくて、税引き後の手取り考えるべきなんじゃ?」
さっそく調べたところ・・・
個人年金にも、税金かかりました・・・。
■その他の年金
保険会社の個人年金保険や、個人型確定拠出年金(iDeCo)、外国の公的年金を受給した場合などもその年金は雑所得という区分で課税されます。
(アンダーラインはジャスミンが引きました)
・・・考えてみれば、当たり前か。
手取りが減ることと、自分の情弱ぶりに気づいて、落ち込んでた、というわけです。
個人年金にかかる税金とは?
それにしても、どれくらい、税金がかかるんでしょう?
だって、私の個人年金、たいした金額ではないし、
そこにまるっと課税するほど、国も鬼ではないはず。
上にリンクした記事をよく読むと、こう書いてあった。
■その他の年金
個人年金保険の場合、受け取った年金額からその年金額に対応する支払い保険料相当額を差し引いた額(いわゆる利益の部分)が雑所得として課税されます。この雑所得が年間25万円を超えると源泉徴収されます。<源泉徴収税額の計算>
(年金額 ― その年金額に対応する保険料相当額 )×10.21%(復興特別所得税含む)
(アンダーラインはジャスミンが引きました)
支給額にまるまる、税金がかかるんじゃないのね、
税金がかかるのは、利益部分だけなのね。
ひとまず、よかった。
だけど、いったい、どれくらいの税金がかかるんだろう・・?
それは、個人年金の利益をどうやって計算するかが、分からないと、ダメよね。
こちらのサイトを見てみたのですが・・・。
すぐ閉じました(笑)!
だって複雑すぎて、私に計算できないんだもん!
まあ、リスクをとってない、確定年金ですから、大きな利益はありません。
だから、そこにかかる税金も、たいしたことはないでしょう。
今はただ「個人年金にも、税金がかかる」って、思っておけばいいかな。
それに、「雑所得として課税される」ってことは、総合課税よね。
(投資弱者と言えど、分離課税と総合課税の違いは、なんとなく知ってました)
公的年金やら、iDeCoやら、他の所得と合わせた、
その年の、全部の所得が決まらないと、所得税率が、分からないもんね。
最初に紹介した方のサイトには、「生命保険契約等の年金の支払調書」が送られてくる、と書いてある。
保険会社さんからもらう、計算書を見ながら、確定申告すればいいのかな。
・・・あ!
老後も、確定申告を、しなくちゃいけないのか?
公的年金に税金がかかるのは、いくらから?確定申告は必要?
そう言えば、確定申告の時期には、お年寄りが税務署の相談窓口に集まると、聞いたことがあるわ。
ここで初めて、「公的年金」と確定申告の関係についても、気になりました。
年金受給者のご家族を、見てらっしゃる場合には、とっくにご存知のことかも?
しかし、私には、年金を受け取ってる家族が、身近に居ないのですよ。
調べたところ、まず、公的年金に税金がかからない金額は以下の通りでした。
(記事を書いている2022年11月現在)
収入が公的年金のみであれば、65歳に満たない方は受給額が108万円以下、
65歳以上の方は受給額が158万円以下の場合、所得税を払う必要がありません。
そして、確定申告については、確定申告不要制度により、
以下の2つの条件を満たした場合には、確定申告が不要だそうです。
1.公的年金等の受給の合計額が400万円以下
公的年金等には以下のものが含まれます。
- 国民年金から支払われる老齢年金(老齢基礎年金)
- 厚生年金から支払われる老齢年金(老齢厚生年金)
- 共済組合から支払われる老齢年金(退職共済年金)
- 使用者から過去の勤務に基づいて支払われる年金
- 普通恩給
- 確定給付企業年金
2.公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下
これには以下のものが含まれます。
- 個人年金(共済、生命保険などの契約により支払われる)
- 給与所得
- 生命保険の満期返戻金
こちらのサイトが、とっても参考になりました!
ありがとうございます!
自分の年金に確定申告が必要か?二つの不確定要素
自分は、年金受け取り時に確定申告が必要か?
それとも「確定申告不要制度」の範囲に収まるのか?
残念ながら、私の場合は、公的年金だけで、年間400万円を超えることは無いため、
まず1つめの条件は満たした。
次に2つ目の条件。
私的年金の「利益だけ」で、年間20万円超になるか・・・?
そんなに利益が出たら、嬉しいけど、今は計算できない。
その理由は、次の二つです。
- 個人年金を、複数かけている上、いつから受け取るか、決めてない
- iDeCoの受け取り方を、決めてない。
特に、iDeCoは不確定要素ですねぇ。
投資弱者と言えども、IDeCoだけは続けていて、それなりに好調です。
iDeCoは、楽天証券の場合、受け取り方が、一時金、年金、併給の三種あって、
それぞれに課税方法が違う。
さらに年金で受け取る場合の期間は、5〜20年の間で、1年刻みで指定できます。
https://dc.rakuten-sec.co.jp/about/recipient/
もしも、利益が出てる時に、5年等の短期で受け取って、個人年金と合算したら、
その時は、年間の「利益だけ」で、年間20万円超になるのかも?
ちなみに、iDeCoは、国の制度だけど、「私的」年金だそうです。
厚生労働省のこちらのHPに、
「iDeCoとは、公的年金(国民年金・厚生年金)とは別に給付を受けられる
私的年金制度の一つです。」って書いてありました。
確定申告、何才まで自分でできるか問題
あー、なんか疲れちゃいました。
50代で、いや40代の頃から、既に「確定申告って面倒だなぁ」と思っていたのに。
70代の時に、確定申告が必要になったら、自分でできるかな?
確定申告の季節には、税務署が、無料で相談に乗ってくれるらしいけど、
書類きちんと書類を揃えて、税務署に出向き、署員の方の説明をきちんと理解する。
・・・そんなことが、老後の自分にできるかな?
以前、こんな記事を書きました。
この記事では、「高齢になっても、自分の資産管理や、金融サービスを利用したり、できるだろうか?」と心配してたけど・・・
確定申告のような、行政手続きも、いつまで自分でできるか、心配になってきたよ・・・。
・・・なんて、確定申告が必要になるほど、利益なんて出ないかもね。
そんなことを、今から心配しても仕方ないか。
年金の税金を心配するのも、取らぬ狸の皮算用の一種かな?
それに、法令もしょっちゅう変わるしね。
今日のところは、「個人年金にも税金がかかる」って気づいたこと、
「確定申告不要制度」を知ったこと、それだけでも、ずいぶん前進だわ。
(相変わらずレベルが低い・・・)
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