昨日は学生時代からの友達と会いました。
彼女はいつも穏やかで優しい人。
ここではそのまんま、「穏やかちゃん」と呼ぶことにします。
その呼び名とはうらはらに、穏やかちゃんの生活は少し大変です。
東京から故郷に通って、ご両親のお世話をしているのです。
そんな状況でも、常に柔らかな態度だから彼女はすごい。
私だったら心の余裕がなくなって、イライラしたり不安定になったりしそう。
本当に強い人というのは「穏やかちゃん」のような人のことだと思う。
お母さまはお年のわりにほとんどのことが一人でできるそう。
それでも、もうすぐATMでお金を下ろせなくなるのでは?と心配していました。
そうなったら穏やかちゃんがキャッシュカードを管理し、現金書留で少額ずつ郵送しようか?と悩み中だって。
そうなんです。
老後のお金って「足りるか足らないか」の問題だけじゃないんです。
いったい何歳まで自分でお金を管理できるか?という切実な問題がある。
老後の資金計画をエクセルで作ってるけど、いったい何歳までパソコンの操作ができるだろう?
資産額を定率や定額で取り崩すなんてこと、80代になってもできるんだろうか?
こうした事態に備えて、楽天証券には「定期売却サービス」というものがあると聞きますが、そもそも証券会社にログインできるのか?
というか、30年後も「ログイン」とかあるかな?
50代の今、既に投資弱者なのに、80代で最新の金融サービスを理解できるだろうか・・?
いずれ、ATMも操作できなくなるのに・・。
定期売却サービスは、保有いただいている投資信託に受取日と受取方法を設定することで、毎月受取日に売却代金をお受取りいただけるサービスです。
お持ちの投資信託に定期売却の設定をすれば、毎月自動的に指定日に売却代金を受取ることができます
設定方法は金額指定、定率指定、期間指定の3パターン
「両親の面倒は私が見られるけど、自分の老後を思うと途方に暮れる」と穏やかちゃんは言います。
私たち二人とも、子どもがいないのです。
顔を合わせるたびに「私たち、老後どうやって生きていく?」とため息をついてます。
少子高齢化社会の日本から、シニアの資産管理をサポートする産業が育つことを信じて待ってます。
それまで自分にできることは
- 新しいことにオープンなマインドを持つ
- 健康に気を付ける
- 友達を大切にする
くらいですかね。
穏やかちゃん、これからもよろしくね。
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