もうすぐセミリタイアするので、年金は厚生年金から国民年金に切り替え。
その時に「付加年金」という、年金上乗せ制度を利用するか、絶賛悩み中です。
「無収入になるんだから、国民年金納付の免除を申請しようかな?」と考えたこともあるけど、
iDeCoに加入し続けたいなら、国民年金の免除はできないと知りました。
そりゃそうか・・。
投資する余裕があるなら、まず年金を納めてよ、って、私が国なら思うかな。
こういう時はいつも「年金って本当にもらえるの?」って思っちゃいます。
これは、この国の制度と未来を、いまいち信用してないだけでなく、
「年金って、私が長生きできなければ損するよね」と、自分の寿命も疑ってるんだな。
・・・そうか!
国も自分も不確実なら、年金も自分すらもリスク資産と割り切ればいいのかも。
国民年金の「付加年金」とは?
「付加年金」という制度をご存じでしょうか?
私はセミリタイアを決断した後の、つい最近知りました。
ざっくり言うと、月々少額(400円)の追加納付で、将来の年金が増える、という制度です。
月々の国民年金保険料に、400円上乗せして納付すると、半額の200円分/ 月×払い込んだ月数分、将来の年金がずっと増えるらしい。
半額分増えるということは、2年で元が取れ、長生きすればするほどお得、ということになりますね。
私の下手な説明より、こちらのCFPさんの記事の方が分かりやすいです。
iDeCoに加入してると、年金免除は申請できない
無職、無収入になる時に、年金納付の免除を申請される方も多いですよね。
私も当然、年金免除を考えたのですが、私はIDeCoをやってます。
そして分かったのは、年金免除をすると、iDecoの拠出は続けられないということ。
りそな銀行さんのサイトから引用すると・・
加入者資格の喪失
(中略)
(5) 保険料免除制度等により国民年金の保険料の全額または一部の額を要しないものとされたとき
個人型確定拠出年金制度について iDeCo(イデコ)の制度概要|個人型確定拠出年金|りそな銀行
iDeCoは年金制度の一部とはいえ、土台となるのは国民年金。
お国としては、投資に回せるお金がある人は、年金免除せず普通に納付してくださーい、と思うよね。
投資弱者の私ですが、iDeCoは持ってます。
以前勤めていた会社で企業版DCに加入していて、そこを退職する時にiDeCoへ移管しました。
セミリタイア後もiDeCoを続けたいので、国民年金の免除は申請しないつもりです。
年金も、自分さえも、リスク資産と割り切ってみる
というわけで、国民年金の免除をしないことにしたので、
退職後は、普通の第一号被保険者になる手続きをします。
その時に、毎月400円上乗せして、付加年金に入るか悩んでいるわけです。
付加年金は、上乗せを払い込んだ月数分、将来の年金が終身で増える制度。
私は既に50代ですから、やるなら早い方が良い気もするし、
増やせる年金もたかが知れてるような気もする。
年金をもらい始めてから2年以上生きれば、損にはならないんですけどね。
その頃、年金制度がどうなっているか、さらに私が生きているか分からないから、悩んでしまうんですよねぇ。
あ!でも待って、ジャスミン!
よく考えてみたら、この不確実さは、「続けたい」と思ってるiDeCoも同じじゃない?
暴落するかも知れない投資(iDeCo)に、毎月数万円拠出するのは悩まないのに、
「国の制度」というもっと盤石なはずの年金に、毎月400円払うのを躊躇するのはなぜ?
・・・この世に「絶対」は無い。
国の制度も、私自身もこの先、何があるか分からない。
だったら、年金も自分自身(寿命)も「リスク資産」と割り切って、賭けてみようかしら。
「管理職辞めたい!」で初めてお金と国の制度に向き合った
上のリンクのFPさんの記事にあるように、会社員や公務員などの第2号被保険者と、その扶養家族は、この付加年金制度を利用できません。
だから今まで、この制度を知らなかったのかも。
去年まで、60歳まで正社員として働くもんだ、と思い込んでた。
だから、自分が、第1号被保険者になるとは思ってなかった。
付加年金どころか、第1号被保険者って言葉すら、よく知らなかった。
「管理職辞めたい!」って思って初めて、真剣にお金や国の制度に向き合いました。
セミリタイアを決断する前は、老後のお金について思考停止状態。
セミリタイアするから、生涯賃金は減ります。
だけど老後のお金については、以前よりずっと自信を持てるようになりました。
さて、付加年金、どうしよう・・・?
●結果報告。結局付加年金をつけることにしました!●
●年金に関する、その他の過去記事です●
▼【年金】たった1年の勤務で年金が増えてたー厚生年金基金は上乗せでもらえるのか調べた
▼年金が破綻したら?に対するファイナンシャルプランナーの回答が深かった