国民年金の納付書が届きました。
事前に調べたところ、国民年金のいちばん割引が大きい払い方は「口座振替による2年分前納」みたい。
だけど、2年分前納した後に、再び厚生年金に加入したらどうなるの?
、と心配だったのですが、区役所で聞いて、疑問を解消してきました。
だけど・・・
せっかく疑問がクリアになったのに、今回は、2年前納ができなかった!
それでも、係の方が親切に教えてくれて、約2,000円、割引になりました。
どうせいつかは払うのですから、国民年金は、ちょっぴりお得な前納が好みかも。
- 国民年金「前納」した後に厚生年金に加入したらどうなる?
- 国民年金「口座振替2年前納」の申込期限に注意
- 国民年金のお得を極めたいなら、税メリットまで考慮
- 国民年金加入手続きから、納付書が届くまで10営業日
- 結局「付加年金」を付けることにしました
国民年金「前納」した後に厚生年金に加入したらどうなる?
セミリタイアのため、会社を辞めたので、年金も厚生年金から国民年金になります。
暇なので、退職してすぐ、区役所へ行ってきました。
事前の調べによると、国民年金でいちばん割引が大きい払い方は「2年前納」。
口座振替だと、15,790円、現金かクレジットカードだと14,540円の割引というから、
この方法で払いたいと思ってました(割引はいずれも2年分で、です)。
▷ 年金機構のホームページ 国民年金保険料の「2年前納」制度
だけど、私は完全リタイアじゃなくてセミリタイア。
2年の間には、また就職する可能性もある。
そこで、「前納した後に、厚生年金に加入した場合、二重払いになりませんか?」と聞いてみました。
区役所の方の回答は、
- 前納した後、厚生年金に加入した場合、還付手続きをすれば前納分は返金される
- その際、割引分はそのまま(お得なまま)
でした。
1について、還付まで時間がかかることに注意してください、とのことです。
2については、「国民年金の加入期間が結局短かったじゃん!」と、割引分が取り消しになる、なんてことは無いそうです。
よかった!
国民年金「口座振替2年前納」の申込期限に注意
2年で15,790円の割引ということは、1ヶ月あたり約658円か。
スタバでコーヒー系のフラペチーノが飲めますね。
前納に関する疑問がクリアになったことだし、
「では2年分前納、口座振替でお願いします!」と元気よくオーダーしたところ・・(スタバじゃない)
「2年前納の締切は過ぎてます・・」と言われてしまいました。
いやーん、口座振替の2年前納は、毎年2月末が締切なんだって。
毎年、2月末までに申し込むと、その年の4月〜翌々年の3月までの分、前納が可能。
納付方法は、加入時に自由に選択できると思ってたけど、違ったー。
帰宅後にもう一度調べたら、このPDFパンフレットありました。
これをちゃんと見ておけばよかった。
私の意向は
- 来年4月分からは口座振替で2年前納したい、
- だけど、何回も手続きするのは面倒(そこまで割引にこだわらない)、
これを踏まえ、区の方がアドバイスしてくれたのは、9ヶ月分、納付書で前納、という方法でした。
帰宅後にネットで調べても、9ヶ月分の前納、というのは出てこない。
だから、6ヶ月分の前納と、毎月の普通納付の組み合わせなのかな?
とにかく、9ヶ月分そのまま現金で納付する金額に比べて、
届いた納付書は、約2,000円割引になっていました。
国民年金のお得を極めたいなら、税メリットまで考慮
「計算式はよく分からないけど、ちょっと割引になるならそれでいいや」
と流してしまうところが、私のズボラなところですね。
本当にお得を極めたいなら、税メリットまで考慮する必要があるようです。
自営業の知人によると、「国民年金を2年分払うと40万円近い金額になる。
それは確定申告時、社会保険料として所得控除できる。
だから、所得が多い年に前納した方が税金もお得」とのこと。
なるほどなー。
さすが、自分でビジネスやっている方は、しっかり考えてますね。
私はいまはまだ、「会社辞めた」ってだけで放心状態。
来年の収入がどうなるかなんて、今は想像つかないや・・。
国民年金加入手続きから、納付書が届くまで10営業日
その自営の方に、「無収入になるのに、なんで免除申請しないの?」と聞かれましたが、
iDecoの拠出を続けたいから、免除申請できないというのが理由です。
詳しくは、
こちらの記事の、「iDeCoに加入してると、年金免除は申請できない」
という箇所にも書いてます。
というわけで、会社を辞めてすぐ区役所に赴き、無事に第一号被保険者になりました。
そしてこの度、納付書がと退いた、というわけです。
私の場合、手続きから納付書が届くまで10営業日でした。
帰りに、区役所の食堂へ行ってみたら、リタイアの大先輩のおじいちゃん達がいっぱい!
私もこの仲間に入ったのかぁ、と感慨深かったです。
結局「付加年金」を付けることにしました
そうそう、悩んでいた「付加年金」は、結局つけることにしました。
- 私が年金受給開始する頃はまだ、日本の年金制度は大丈夫だろう
- 受給開始から2年以上生きて、付加年金の元も取れるだろう
そう信じてみることにします。
「どうにかなるでしょう」と楽観できる性格でないと、セミリタイアなんて決断しないのかも(笑)。
次回、本当に2年分前納したいなら、来年の2月までに決断しないと。
そのころ、私は働いて、厚生年金に加入しているかな?
たった7ヶ月後のことなのに、自分の将来が予測できません・・・。
●年金に関する過去記事です●
▼ 【年金】たった1年の勤務で年金が増えてたー厚生年金基金は上乗せでもらえるのか調べた
▼ 年金が破綻したら?に対するファイナンシャルプランナーの回答が深かった
▼ 【年金増える?】付加年金を納めるか、悩んでますー年金も自分もリスク資産?