今回の相談で、特に聞きたかったのが年金のことでした。
50代にもなれば、将来どれくらいの年金をもらえるかすごく気になります。
以前にもシミュレーションしたことはあるけど、あくまで60歳まで今の収入に応じた金額を払い込みを続ける前提でした。
しかし今回の決断により、来年からは収入が大幅に減り、最悪は無職の可能性も。
そうなると払い込み額が減るから、将来もらえる年金も減るんだよね。
収入が減る決断は、いまの生活だけじゃなく、老後(年金)にも影響する。
管理職を辞める決断をする前に、ここを慎重に検討せねば。
そこでFPさんと一緒に、年金機構のホームページ(年金ネット)でシミュレーションしてみました。
来年から年収が○○円になったら?ゼロになったら?という具合に、何パターンか計算したところ・・。
来年から無職になったとしても、恐れていたほど年金は減らないみたい。
年金シミュレーションを見る際の注意点
よかった〜。
いままでガッツリ納めてたもんな、と喜んだ瞬間に・・。
FPさんから年金シミュレーションの注意点がー!
- 老齢年金部分には税金がかかる
- 社会保険料もかかる
- 過去に未納月があるとシミュレーションより受取額が減る
つまり、
シミュレーションの金額は額面で、手取りはその83%くらいでした(私の場合)。
そりゃそっか。
年金気になるー、といいつつこの無知っぷり。
そしてまんまと年金未納期間があったんですよ。
学生の時と、転職の合間にちょこっとだけど。
10年経過しているので、追納もできないらしい。
この分、実際に受け取る年金額はシミュレーションよりも減るのね…。
【2023年6月追記】
お問い合わせフォームから、こんな情報をいただきました。
追納はできなくても、60歳から65歳の間に「任意加入」をすれば、
5年分までは国民年金保険料を追加で納付できて、付加年金(保険料月400円)も付けられる
・・とのこと。
有益な情報をお寄せいただき、ありがとうございます!
年金のシミュレーション自体は年金ネットを使えば自分でできることです。
だけどこんな低レベルの私には、有料でもファイナンシャルプランナーと相談してよかった。
公的年金が破綻したら?に対する納得の回答
年金の話をする時にどーしても気になるのが
「この年金、ほんとにもらえるの?日本の年金ってそのうち破綻しちゃうんじゃないの?」
ということですよね?
その疑問をぶつけてみたところ、破綻しないと思うと前置きした上で…
「仮に年金が破綻するなら、その時破綻してるのは年金だけじゃないでしょう。
そんな混乱の時代に、人よりちょっとお金があるだけで、安泰でいられるとは思えない」
さらに、
「他の人が困窮する中で、『自分はたっぷりお金があるから無関係。
皆さまは大変ですわね』と、他人事と決め込んで生きることは果たして幸せですか?」
と。。
た、たしかに。
そこまで混乱した社会で、自分と家族だけ幸せならいいや、とは思えないかも。
そんな世の中では、多少の貯金よりも個人の生命力や、他人と助け合う能力が大切になりそう。
たとえ億万長者だって自分たち家族だけでは生きられないよね、
例えば特権階級専用の病院があったとしても、そこで働く普通の人達が居なくなったら?
お金である程度の安心が買えるのは事実。
だけど明治維新クラスの変革が起きたらどうしようもないんだな。
というわけで。
FPさんのアドバイスは
将来の年金を憂うよりも、今の家計と健康と人間関係をしっかり固めよう
でした。
またまたファイナンシャルプランナーっぽくない発言かも。
でも私にはこっちの方が響くんだよなー、と思った日でした。
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