昨日は、TOEICの受験日でした。
申し込んだ動機は「ただなんとなく」だったけど・・
▷ 15年ぶりにTOEICー本当にやりたいことは「なんとなく」の中に
勉強を始めてみたら、過去問を間違えまくりで大騒ぎ。
▷ お金をかけてるものを見れば、自分の不安が見えてくるーマークシート専用筆記具を買った
そんなドタバタも、昨日で終わりです。
私が割り当てられたのは、大規模会場でした。
大勢が、同じ目的のために集まった「場のパワー」って、すごいですね。
特に、試験開始直前は、何百人もいるというのに、水を打ったような静けさで。
おお、みんなの精神力が集結して磁場になってそう。
このまま発電とかできそう、って思った。
よし、私もこのエネルギーを頂いて、TOEICに立ち向かうよ!
みんな、いっしょに頑張りましょう!!
・・・と臨んだものの、試験後はしょんぼりでした。
リスニングの最初は緊張し過ぎて聴き取れなかったし、
全部のひっかけ問題に、すべてまんまと引っかかった気がするよ・・・。
しかし、それもこれも済んだことですね。
いまさらクヨクヨしても仕方ない。
この数週間、勉強頑張った自分を労うため、「一人お疲れさま会」をしよう。
●追記:TOEICの結果記事はこちら ●
で、もともとは、翌日(つまり今日)、スパ施設で、一日ダラダラするつもりでした。
だけど会場からの帰り道、どうしても、試験当日のうちに疲れを癒したくなった。
だけど、もう遅い時間だしなぁ(午後受験でした)。
今から電車を乗り継いで、スパに行くのもなぁ。
と迷っていたところ、ふと、「そうだ、近所の銭湯はどうかしら?」と思い付いた。
近所の銭湯なんて、最後に行ったのはいつだったか、思い出せません。
おそらく小学校高学年かなぁ。
もし銭湯に行ったら、40年以上ぶりね。
そういや、最近、「40年ぶりの〇〇」が私の中でブーム。
▷ 東京「キモ」散歩ー親に止められた冒険を、40年後にリベンジ!
▷ 恋のお相手がいないオバサンのトランプ占いで「分かったこと」とは
なんだかちょっと緊張するけど、「40年ぶりの銭湯」もいいかも!
TOEICからの解放感、そのままの勢いで、近所の銭湯へGO!
(今は、実家から、徒歩20分ぶんくらい移動した場所に住んでるので、
昔通った銭湯、とかではないです)。
果たして、ご近所の銭湯は・・・銭湯そのものでした。
何を言ってるかというと、暖簾の向こうに、
40年前の銭湯の記憶、そのままの光景が広がっていたんです。
湯気の向こうに富士山の銭湯画。
熱いお湯と水が別々に出てくる蛇口の前で、
疲れてるんだけど、なんだか色気のあるお姐さんが、髪を洗ってる。
そして、ケロリンの桶が床にぶつかる音が、高い天井にこだましてました。
あらー、いいじゃない、銭湯。
タオルもシャンプーも持参しなきゃだけど、
ドライヤーも1個しかないけど、
お湯は熱すぎて、3分しか浸かっていられないけど、
ジャグジーは水圧すご過ぎて、体が前に押し出されちゃうけど、
素敵なスパには無い、心を癒す何かが、ここにはある。
それは多分、ノスタルジー、ですね。
なんだか懐かしいなぁと、お風呂から上がり、鏡を見ると、
そこには疲れた50女が、すっぴんの濡髪で立っていました(私です)。
ひどい姿だったけれど、銭湯の脱衣場の風景に、不思議とよく似合ってました。
がっかりするどころか、なんだか、粋な大人の女性になった気分でした。
あったまった身体を夜風で冷やしながら、サンダルをつっかけて、上機嫌で帰った。
TOEICの疲れも、すっかり癒えました。
これで月でも見えたら最高だったんだけどね、
残念ながら、昨晩の東京は曇りでした。
・・・それにしても。
趣味で受けたTOEICで勝手にテンパって、
それが終わったからって、「イェーイ!」と、お疲れさま会をやるなんて、
我ながら、とんだ「マッチポンプ」ですね。(笑)。
思い返してみれば、
退職前の「一人お疲れ様会」は、もっと深刻な危機を乗り越えた後だったね・・・。
いちばん大きい協業相手と、決裂寸前だったんだもん。
▷ お酒飲めない+スイーツ食べない、けど一人お疲れ様会やりたい
あれに比べたら、なんと平和な・・・。
今回は、銭湯でほっこりしてるくらいで、ちょうど良かったね。
せっかくセミリタイアしたのに、自ら緊張と脱力を作り出すなんて、
人間は、刺激を求める生き物なのかもしれません。
● 協業決裂危機を乗り切った時の自分へのご褒美は、しゃぶしゃぶでした ●
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