15年ぶりに、TOEICに申し込みました。
理由は、再就職活動を始めたから、ではなく、
ボケ防止のため、でもなく・・・ただ、「なんとなく、受けてみたいから」。
「なーんだ、それだけかいな」って感じなんですけど・・・
・・・本当にやりたいことって、「なんとなく」の中にある気がする。
「なんとなく、東北へ旅行してみたくなった」とか
「なんとなく、陶芸を習ってみたくなった」とかって、
衝動としては、さりげないものだけど、
誰かからの指示や、義務感じゃないのに、そうしたいのは、それが本当の欲求だから、
じゃないかな?
「本当にやりたいこと」は立派なことだけじゃない
TOEICに申し込んだのは、再就職を焦ったからじゃないんです(今はまだ)。
ある日「今勉強して、TOEICを受けたら、何点くらい取れるのかなぁ?」と、興味がわいた。
そして、何のプレッシャーもないのに、勉強したいだなんて、それが本当に好きだからかも?、と思ったんです。
TOEICくらいで「本当の欲求」やら「本当にやりたいこと」だなんて、大げさですよね、すみません。
だけど最近、「本当にやりたいこと」って、立派でかっこいいことに限らない、
と思うようになりました。
「本当にやりたいこと」っていうワードは、退職前の記事に、何度か登場します。
▷ 本当にやりたいことが見つからないから、退職に踏み切れない
とか
▷ 本当にやりたいことがなくても、セミリタイアしたっていいじゃん
とか。
この記事を書いてた頃、「本当にやりたいこと」イコール、人様から見て立派なこと、
だと、思い込んでいたかも。
例えば、無報酬でもやりたい仕事、とか、人前で披露できるくらい極めた趣味、とか、
そういう、かっこいいものをイメージしてた。
「本当に」っていう強調語のせいかもなぁ。
「本当にやりたいこと」は、セミリタイアしなくても可能
セミリタイアしたら、たくさん時間ができて、いろんな義務からも解放されました。
毎日、気の向くままに過ごすうちに、
「義務や、強制でない行動は、すべて、『本当にやりたいこと』だ」
って思うようになりました。
「なんとなく」行きたい、「なんとなく」観てみたい、
そういう欲求を軽く見ずに、できる範囲で叶えていく。
小さな「やりたいこと」を重ねていけば、人生の満足度が高くなりそう。
・・・・あ、まただ。
小さな「やりたいことを叶える」って、セミリタイアしなくてもできますね!
この前、金沢文庫で思ったことと同じ。
▷ 会社員時代にやっておけばよかったことを、金沢文庫で思い出した
働いてたときは、心にゆとりがなくて気づかなかったけど、
なるべく有給とって、「なんとなく」やりたいことを、ちょこちょこ叶えておけばよかったわ。
「本当にやりたいこと」は、ビッグな夢であるはず!と決めつけたから、
かえって幸せを逃してたのかもなー。
外資系で働いてたけど、英語力はそこそこです
そうそう、外資系で転職してきたのに、15年もTOEICを受けてなかった理由は、
特に必要じゃなかったからです。
職務経歴書やCV(最近レジュメって言わずにCVって言いません?流行?)では、
ずっと古いスコアを使ってました。
(2007)と受験年を書いてたけど、「古すぎる」と指摘されたことはなかったです。
転職エージェントがそもそも外人だったし、本国と英語の面接があったり、で、
TOEICがなくても、英語力が採用側に伝わるからかな。
日系から初めて外資に応募するような場合には、新しいスコアがあった方がいいと思います。
偉そうに書いてますけど、私の英語力は中途半端です。
今回のスコアも、きっとそこそこだろうな。
この記事に書いた通り、ペラペラじゃなくても、外資で十分やっていけます。
▷ 外資系社員の英語力ってどれくらい?ーペラペラの日本人の方が少数!?
大切なのは、本業の力、そして、外人たちが、バーって畳みかけてきても、
"Let me finish!(最後まで言わせて!)”って叫ぶ度胸です。
・・・というわけで。
今のところ毎日、TOEICの勉強が続いてます。
転職のプレッシャーがないから、勉強がゲーム感覚で楽しいわ。
今のところは。
いつ飽きるか分からないので、ここに受験を公表して、自分を追い込みます!
●追記:TOEICの結果記事はこちら ●