管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

恋のお相手がいないオバサンのトランプ占いで「分かったこと」とは

せっかく念願のセミリタイアを果たしたのに、

虚無感に襲われたり、将来が不安になったりしてます。

▷ 念願が叶ったのに襲ってきた虚無感、それを解消してくれた日本橋クルーズ

 

リタイアの先輩方によると、退職後の気分の浮き沈みは、よくあることのようです。

そういえば、この本にも、そう書いてありました。

いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。

 

この本でも、「やらなきゃいけないこと(=仕事)」が無くなった人が、

戸惑ったり、焦ったり、落ち込んだりすることは多い、と書かれてた。

 

だったら、「好きなことをしてのんびりすればいい」、と自分でも思うんだけど、

人生はそう簡単ではないよね。

 

多くの人は、受験や勉強、つまり「やらなければいけないこと」や、

「世間的にやった方がいいこと」に何十年と費やすうち、

「ずっとやりたかったこと」が何だったか、忘れちゃっているから。

もしくは、「自分には無理だ」と、諦めちゃってるか。

 

この本には、そんな私みたいな人が、「ずっとやりたかったこと」を思い出したり、

「自分には無理」というマインドブロックを外すための方法が紹介されてます。

 

その中の一つが、子供時代を思い出してみる、というワーク。

年齢を12に区切って、60歳の人なら5年ごとに、当時を思い出していきます。

 

前回はそれで、「いとこの家をコッソリ見に行く」という奇行に走りました。

▷ 東京「キモ」散歩ー親に止められた冒険を、40年後にリベンジ!

 

今回のワークでは、

「そういえば、小中学生の頃、よく一人でトランプ占いをしてたなぁ」

って思い出した。

 

暗キャでスミマセン。

だけど、当時はトランプで、恋占いをするの、割と一般的だった気がします。

「トランプで恋占い」の本を、友達どうしで貸し借りしてたし、

キャンディーズの「ハートのエースが出てこない」という曲もあったでしょう?

 

それに、占っていたのは、恋の行方だけじゃなくて、

部活で入賞できるかな?とか、家族で応援してた球団が勝つか、とか、

何でもかんでも占ってました。

 

あれは何だったんだ?

・・・とにかく、あんなにトランプ占いをしてたのに、いつの間にか止めてしまった。

それどころか、トランプ占いをしてたことすら、ずっと忘れてた。

 

それを思い出したら、なんだか無性にトランプ占いがやりたくなって、

トランプ買ってきました。

(100円ショップに売ってた)

で、そこで問題がふたつ浮上。

まずそもそも、「占いの方法」が思い出せない(そこからか・・)。

 

ネットで「トランプ占い」で検索すると、

「モンテカルロ」「ピラミッド」「クロンダイク」がメジャーみたい。

子供のころやってたのは、カードを縦横に並べて、クリアできたら願いが叶う!

みたいな、単純なものだったと思うので、この3種の占いのどれかだったのかな。

 

もう一つの問題は、せっかくだから恋占いをやろうと思ったのに、

占いたい恋のお相手が、いない!

これは切ないわね。

 

ローティーンだった頃は、「○○くんと両思いになれるかな」、なんて、

毎日思ってたのにね。

どうせなら、あの甘酸っぱい、カルピス味か、キリンレモン味かの、初恋気分を味わいたかったのに、残念。

 

仕方がないので、「明日もいい日になりますように」という願いを込めて、

寝る前に「翌日を全般的に」占ってます。

これは、ナイトルーティンとしてはなかなか良いです。

 

ハーブティーを淹れて、トランプを並べてるうちに、自然と眠くなってくる。

10代の頃のように「〇〇くんとの恋が叶わなければ、死にたい」みたいな、

中二病的情熱が無いので、占いの結果が悪くても、まったく気にせず、眠れます。

 

・・・こうして、40年ぶりにトランプ占いをしてみて、分かったことがある

それはね、

「幸せな時間は、意味の無いことで出来ている」

ということ。

 

父に頼まれて、ジャイアンツの勝敗を占った結果、「今夜は負け」と出た。

それを父に告げたら、「『勝ち』の結果が出るまで占え」と言われて、

それを聞いた母は、「そんなの占いの意味がない」と大笑いしてた。

 

お友達のカナちゃんのために、恋の行方を占ったら、吉と出た。

そのすぐ後に、カナちゃんは、好きだった人と一緒に修学旅行で写真を撮ることができて、

「ジャスミンちゃんの占いは当たる!」喜んでくれた。

 

トランプ占いをしてたら、そんな出来事をたくさん思い出しました。

どれも、何の意味も無い、取るにたらない出来事です。

だけどこういう、意味はないけど幸せな記憶が、今の私を支えてる、と気づいた。

長く忘れていたけれど。

 

だからね、いま無意味な日々を送っていても

今の無意味な時間が、何十年後かの、幸福な思い出となるのかもしれない。

 

そう思ったら、焦る気持ちが少しやわらぎました。

これで堂々と、無職時間を楽しめる・・・かな?

 

「キモ散歩」やら「オバサンのトランプ占い」やら、

他人さまから見ると少々奇妙な行動に出る可能性はありますが、

「子供の頃を思い出す」っていうの、オススメです。

 

●「子供の頃の夢」と言えば、「エッセイストになる」という夢を叶えてます ●

yamekanri.com

 

 

クリック励みになります!お手数をおかけします!

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ
にほんブログ村