私には、長年に渡る絶交の末、最近になって再会した友人がいて、
昨日は、その仲違いしてた人と、再びご飯を食べました。
ときどき、このブログにも書いているB子です。
上の記事にも書いたけど、B子と再会した時に、仲介役のA美から、
「次回は、仲違いしてたB子とジャスミンの二人だけで会うように」
というミッションが課されてました。
私としては、「よし!次回は二人で会うぞ、そして私から声をかけるぞ!」
と決意していたのですが・・・
フリーランスの仕事や、独立の準備に追われるうちに、時間が経ってしまい、
結局、「また会おうよ」とB子の方が、先に声をかけてくれました。
しかも、B子はA美の都合を、先に聞いておいてくれた。
B子も「ジャスミンと二人だけで会うのは、まだ早い」と思ったのかな?
真意は分かりませんが、昨日は再び、三人での会食となりました。
うん、でも、A美が居てくれてよかったわ。
つい最近、仲直りしたばかりの二人だけだったら、ギクシャクしてたかも。
こうしてまた会うようになってみれば、私たちには積もる話があるのです。
なんせ、25年も会わなかったんだからね。
B子のご家族のこと、そして、彼女が興した会社のこと、などなど。
実は、B子は自分で事業を起こした社長なんです。
家業を継いだのではありません。
主婦から起業して以来20年、会社を継続していて、従業員も増えてるらしい。
彼女が起業したのは、私と絶交した後のこと。
共通の友人であるA美からチラチラ話を聞いていただけで、
B子から直接、事業の話を聞いたことはなかった。
子育てをしながら、取引先を増やしていったことや、
一緒に起業したパートナーが去っていった時のこと、
男性の取引先に「女のくせに」と怒鳴られたこと、などなど、
身近な人の起業の話は、リアルで、面白くて、とっても勉強になった。
・・・・あれ?もしかして?
私の独立について、相談できる相手が、ここにいたのかも?
私はと言えば、フリーランス見習いとして、社会復帰をしたものの、
孫請けの立場では、いつまでも本物のセミリタイアはできないと気づいて、
元請からの独立を目指してる。
▷ 独立を目指した経緯:「これは労働ではない」と思ったらスッキリした
ところが、実際に準備を始めてみると、迷うことがいっぱい!
実際の経営者に相談したいけど、周りはほとんどが会社員で、
数少ない社長も、いわゆる「雇われ社長さん」ばかり。
「一棟さん」は確かに成功してるけど、気軽に誘える相手じゃなくて、スケールも違うし・・・
▷ 一棟さんの記事:「年金は死んだらもらえない」問題ー富裕層の知人とご飯
元彼の一人が、長くフリーランスをしてるけど、もう一生会えないだろうし・・・。
相談相手に困っていた私は、いつのまにか、B子にいろいろ聞いていました。
業種、職種がまったく違うけど、とにかく「やってみるしかない」ことだけは分かった(笑)。
B子は、こう励ましてくれた。
「フリーランス、個人事業主は、全国に何百万人もいる。
何百万人ができてることなんだから、ジャスミンにもできる。
挑戦する前に諦めない方がいい。」
・・・そう言われたら、なんだか、自分にも独立できるような気がしてきたよ!
かつて、謝罪を受け入れないくらい、拒絶してしまった相手です。
▷ 経緯はこちら:生きてる間に仲直りしたい人はいますか?
25年後、その人から励ましや勇気をもらうなんて、想像もできなかった。
こんな日がくるなんて、人生何が起こるか分からないですね。
そして、自分の感情も、どう変わるか、分からないものだな、と思った。
だからこれからは、「私はこうだ」とか、「あの件は失敗だ」とか、決めつけるのはやめよう思います。
B子は「悩んだらいつでもLINEして」と言ってくれたけど、
「自分が相談したいからって、何事もなかったように、また付き合っていいの?
あんなに拒否していたくせに、メリットがあれば連絡するなんて、私って自己チューすぎ?」
そんな躊躇も感じます。
・・・私はまだ、意地を張っているのかな・・・。
●その後のなりゆきはこちら●
50代なのに、まだ素直になれない