管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。退職後はフリーランスになりましたが、2024年5月現在、仕事が途絶えています。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

生きてる間に仲直りしたい人はいますか?

久しぶりに、高校の同級生A美と会った時のこと。

別の同級生(B子)の近況を尋ねました。

 

自分から聞いておいてナンですが、B子の話題は、かなり居心地が悪い。

なぜなら、B子とは、ずいぶん昔に仲違いしたからです。

 

 

いくら友人でも、それを言われたくはない

A美、B子、そして私は、高校時代、いつも一緒の三人組でした。

進学や就職を経ても、この二人とだけは定期的に会っていた。

 

ところが、20代後半ぐらいからかな、

B子は、「私が言ってほしくないこと」を、会う度に、口にするようになりました。

揶揄されるというか、いじられるというか。

 

B子は、私がその話題を嫌ってるとは、知らなかったんでしょう。

それに、当時のB子は、家庭も仕事も、とーっても大変な状況でした。

言いたいことを言うことで、ストレスを発散してたのかもしれません。

 

しかし、言われる側の私は、反対に、少しずつ、ストレスをためていて、

A美とB子とご飯を食べたある夜、心のコップがあふれてしまいました。

 

B子は大変な状況かもしれないけど、だからって、私を傷つけていい理由にはならない!

 

そう思った私は、帰宅してすぐ、B子に電話。

「ああ言うことは言われたくない。なので、申し訳ないけど、もう会いたくない」

と、きっぱり告げました。

 

自分の未熟さに気づいても、意地を張っていた

B子はちゃんと、その電話で、すぐに謝ってくれました

しかし、私の方が、断固拒否。

 

なんせ、私には「嫌なことを避ける力」だけは、あるものですから・・・。

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・・・でもね、年月が経つにつれ、この子供っぽい仲違いは、私にも原因があるかも、

って、思うようになりました。

 

私が先に、B子を傷つけるようなことを、何か言ったのかもしれません。

彼女はそれに、言い返してただけかも。

 

私にそういう発言がなかったとしても、ですよ、

我慢した挙句に爆発して、縁を切ってしまうのではなく、

「それは言われたくない」と、その都度、冷静に、伝えればよかったのかも。

 

しかし、未熟な私は、自分にも非があるとは、認めたくなかった。

あの時、きっちりムカついたので、自分から折れるなんてまっぴら!

 

・・・そう意地を張ったまま、25年の月日が流れました。

 

余命わずかになったら?に対する、お金持ち先輩の答え

以来、私はA美とだけ、たまに会っています。

優しいA美は、この仲違いを知ってるので、私の前で、B子の名前を出しません。

 

なのに今回は、なぜか、「B子は元気なの?」と私の方から聞いてしまった。

これはおそらく、超富裕層の先輩「一棟さん」と交わした会話の影響でしょう。

 

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上の記事に書いた時の会話です。

一棟さんとは、「年金は死んだらもらえない」という話をしてたので、

その流れで、余命についての話題になりました。

 

一棟さんに、「もし、不治の病で余命わずかになったら、告知されたいですか?」と尋ねたら、

その答えは、「絶対に知りたい。

余命が分かったら、残りの日々で、いろんな人に謝りたい。」でした。

 

彼は、ビジネスの修羅場を乗り越える中で、不本意ながら、敵を作ってしまったそう。

その人たちに会って、詫びたいんだそうです。

 

鋼鉄のメンタルに見える一棟さんが、そんな後悔を抱えていたとは、とても意外でした。

 

会うべき?それとも「このままそっと」?

threegirls

UnsplashLevi Guzmanが撮影した写真 

 

長年避けていた、B子の話題を、自分から出したのは、一棟さんとの会話が、心の片隅にあったからでしょう。

 

私だって、いつ死ぬか分からない。

仲違いしてしまった人とは、チャンスがあるうちに、和解した方がいいのかもしれない。

 

そんな思いが、潜在意識にあったせいか、自分からB子の近況を尋ねただけじゃなく、

「お互いもう大人だし、そろそろ再会してもいいのかな?」とまで、言っちゃった

 

それを聞いたA美は、ものすごく喜んでくれました。

彼女は、B子と私の間で、ずっと胸を痛めていたそうです。

(ごめんね、A美ちゃん)

そして、「絶対に再会の場を作る!」と、言ってくれました。

 

実は、B子の方でも「ジャスミンに会いたい」と、かねてよりA美に伝えていたらしい。

A美は、サクサクと話をまとめ、なんと、来月、本当に三人で会うことになってしまいました。

 

・・・しまった・・・。

あんなこと言わなきゃよかった・・・。

 

なんで、「しまった」かって?

「仲を取り持ってくれて、ありがとう、A美」じゃないのかって?

だって、実際にB子に会うのは、ものすごく怖いもの。

 

会って、何を話せばいいんだろう?

私にも落ち度があるかもだけど、自分から謝るのは、やっぱりなんだか癪にさわるぅ

 

そうです、私はまだ、意地を張ってるんです。

きゃー、50代にもなって、恥ずかしいーー!

 

でも、正直に言います。

今の心境は「うわぁ、なんか面倒なことになったー!」です。

 

再会の機会に感謝☆とか、そういう前向きなこと言えなくて、ごめんなさい。

だけど一棟さんもね、「なら、敵のみなさんに、すぐにでも謝って回ったら?」って提案しても、

「いや、まだ早い」とか言って、ぜんぜん、素直になれていなかったよ。

(一棟さんをディスって、道連れにしようとする、セコい私・・・)

 

果たして私は、B子に会って、自分から謝れるのか?

それとも、このまま、そーっとしておく方がいいのか。

 

今なら、まだ、会食をキャンセルできる。

もし、私がこの記事の続編を書かなかった時には、ジャスミンは、器の小さいやつと、そっと、察してください。

 

怖いよう。

仲直りって、勇気がいりますね。

・・・みなさんには、仲直りしたい人はいますか?

 

● 後日談はこちら ● 

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そろそろ人生を総括したくなる50代

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