管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。が!現在はフリーランスとして、セミリタイアとは言えないほど、働いちゃってます。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

収入が低くて不安定でも、フリーランスを選んだ理由

 

 

今月一日、ついに社会復帰しました・・が!

セミリタイア後、初めての仕事は、ま・じ・で、疲れました。

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久しぶりに頭と気をつかったからか、もうへとへと。

働いたのはたった3日なのに、昨日は、趣味のお稽古も休んじゃったよ。

新しいこと始めるって、やっぱり、大量のエネルギーが必要ですね。

 

毎朝、心臓の鼓動が聞こえるほど緊張し、手が震えてしまう日もあった。

私は転職慣れしてるから大丈夫、なんて高を括ってたくせに、笑っちゃいます。

 

でもね、多少のプレッシャーは、仕方ないです。

だって、お金が必要だからね。

 

・・・・って、それ、本当だろうか?

お金が要るなら、毎月一定の収入を期待できる、正社員や派遣を選ぶべきでは?

 

実は、無職期間中、正社員のオファーを、頂いたことがあります。

なのに、それを断って、収入が低くて不安定な、「フリーランス見習い」を選びました。

 

泣く泣く社会復帰したのは、お金が理由だったはずなのに、なぜ・・・?

 

 

正社員を断っちゃった

冒頭に書いたとおり、実は、無職期間に一度、正社員の採用オファーを頂きました。

昔の同僚が、「話だけでも聞いてみたら?」と、紹介してくれたポジションで、

思いのほか、選考が順調に進み、採用オファーを頂いてしまった。

 

人間関係は良さそうだし、古巣の業界だし、

何より、退職前に憧れていた、「非管理職+正社員」のポジション

 

これをお断りしたら、後で後悔するかな・・・?とさんざん迷いましたが、

どうしても気が進まず、「ごめんなさい」と辞退しました。

 

ところが、このフリーランス見習いの話を聞いた時は、なぜか、最初から乗り気だった。

あまり悩まずに、「やってみたいです!」と、お返事しちゃいました。

 

お金のことを考えれば、正社員のお話をお受けすべきだったのに、

「フリーランス見習い」の何が、私にとって魅力だったんだろう・・・?

 

「完全リモート」で働いてみたい

workation

 

思い返してみると、「完全リモート」に、すごく惹かれたんだと思います。

オファーを頂いた会社もそうだけど、正社員にしろ、派遣にしろ、

定期収入が見込める仕事の多くは、出社と在宅のハイブリッドではないでしょうか?

 

しかし、その出社が、なんだか辛い。

いちど無職をやったら、通勤のハードルが、富士山3合目ぐらいまで上がりました。

 

お金がない生活と、通勤を天秤にかけたら、お金がない生活が勝ってしまって、

それで、正社員をお断りしちゃった。

 

その点、このフリーランス見習いは、正真正銘、完全なリモートワーク。

通勤もなければ、苦手な同僚とオフィスで世間話する必要もありません。

 

大学卒業以来のモラトリアムで、フニャフニャになったメンタルでも、

完全リモートなら、また仕事をしてみようか、という意欲が湧いてきました。

 

あと、最後の会社で「管理職は100%出社!」って言われて、それがすごく嫌で、

退職の原因の一つになったので、完全リモートの仕事を選ぶことで、

密かにリベンジしてるのかもしれません(誰に対してのリベンジ?)

 

▷ 関連記事:「出社してない!」と責められる夢を見たー悪夢は回復の証?

 

先輩フリーランサーから学べる、仕事を分けてもらえる

もう一つ、これはすごく貴重な機会だな、と思ったのは、

先輩フリーランサーと働きながら、フリーランスの初歩を学べるところです。

 

「フリーランスって働く場所も、時間も自由なんだよね。

私もシェアオフィスで作業したり、ワーケーションして温泉とかで仕事してみたい!」

 

・・・という、完全にイメージだけの憧れはあったものの、

実際に、どうやって仕事を進めるのか、については、まるっきり分からずお手上げ。

 

しかし、見習いをやれば、どんなツールを使って、どんなタイミングで、

クライアントとコミュニケーションしてるのかが、学べます。

 

また、先輩から仕事を分けてもらえるのも、とってもありがたいです。

まぁ、つまりは下請けなんですけど、フリーランス初月から、

わずかでも売上が立つのは、とても助かります。

 

新しいことに挑戦したい

「ワーケーションしてみたい!」っていうセリフで分かる通り、

私はめちゃくちゃミーハーです。

 

ミーハーって、「軽薄」などの悪いイメージも多い言葉ですが、

ミーハーには「新しいものに対してオープン」という良さもある。

 

今回の選択には、良くも悪くも、私のミーハーが顔を出しました。

せっかく何か新しいことに、挑戦してみるのはどうだろう?

せっかく会社を辞めたのだから、いっちょ個人事業主になってみるのはどうだろう?

・・という具合に。

 

この場合の「せっかく」は正しい用法ですよね?

セミリタイアという機会は、人生で何度もあることではありませんから・・。

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人生で一度くらい、事業所得っていうやつを、青色申告してみるのもいいかも?

だったら、まだ貯金が枯渇してない今のうちに、挑戦してみようか・・・

そんな心境で、フリーランス見習いを選びました。

 

「なんかやってみたい」の成功体験

我ながら、軽いノリです。

ただ、私には過去、軽いノリで成功した経験があって、それは外資に転職した時のこと。

 

「なんかかっこいいから」という理由で、英語もできないくせに、

外資に行ったら、それだけで年収がアップした。

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安定した日本企業を辞めて、外資に転職するのも、

正社員をお断りして、フリーランスになるのも、どちらもリスクです。

リスクって、案外、直感に従って、軽いノリで取っちゃうものなのかも?

 

投資ではリスクを怖がる私が、職選びではリスクを取れるのは、ちょっと興味深いです。

▷ 関連記事:現金をほめてみるー投資弱者と老後のお金

 

何が正解か、死ぬまで分からない

もちろん、外資に行った時は、たまたま運が良かっただけ。

今回も、軽いノリで上手く行くと思ったら、大間違いですよね。

みなさんは、くれぐれも、慎重にお仕事を選んでください。

 

しかし私は、今回もまた、直感に従って、軽いノリで決断しちゃいました。

もし失敗しても、元手をかけて起業したわけではないので、失うものはありません。

しいていえば、正社員をお受けしたらもらえたであろうお給料が、機会損失になるくらいかな。

 

それに、むかし勤めたブラック企業で、一生の親友ができたように、

人生に無駄はないと信じてる

だからね、とりあえず、フリーランス見習いを、しばらく頑張ってみます。

▷ 関連記事:人生に無駄は無いーブラック企業で一生の親友ができた

 

いま日曜の夕方だけど、「サザエさん症候群」にはなってません

「明日からまた仕事か、嫌だなー」とは思ってなくて、

「よし、先週より、上手くやるぞ!」って思えてる。

 

それこそが、自分の心に正直な決断をしたっていう、証なのかも。

 

● もし失敗でも、試行錯誤を楽しんじゃいます。今年の方針ですから ●

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いまはまだ、やる気十分な、50代の見習い

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