会社を辞めて、人と会話する機会が、激減しました。
友人と会うのは、週に一回程度。
それ以外に、口を開くのは、買い物の時に「マイバッグ、持ってます」という時くらいかな。
ご家族がいれば、退職しても、話し相手に困らないでしょう。
しかし悲しいかな、私は一人暮らしで、実家は消滅(両親とも他界)。
そんなひとりぼっちの生活でも、私は寂しくありません!
・・・そう、言いたいところではありますが・・。
やっぱり、無意識に孤独を感じてるんだろうと、自己分析してます。
だってね、本当に一人が平気なら、ずっと家にこもってればいいはずなんです。
今なんて寒いし、節約にもなるし。
それなのに、カフェ通いしてしまったり・・(無収入のくせに)
▷ 節約の本質が、無職になってようやく分かったー7万円だった食費は今
わざわざ、小さい子のいる公園へ行ったりしてしまうのは・・・
人の気配を感じたいと、心のどこかで思ってるからじゃないか?
あくまで、私の場合です。
カフェに行く、いちばんの理由は、もちろん、美味しい食事や飲み物でしょうし、
公園で、新鮮な空気を吸いたい、という目的もあるでしょう。
しかし私にとって、「人の気配」は無視できないファクターみたいで、
家で読書してると、「家以外の場所」で本を読みたくて、ムズムズしてくる(笑)。
この年齢まで一人だし、ドライな人間関係の職場を、短期で渡り歩いてきた以上、
▷ 短期間なら誰でも「良い人」ー私が職場の人間関係で苦労しない理由(2)
ある程度は、「ぼっち」でも大丈夫なんだろうけど、完全では無いみたい。
資産額と同じで、孤独耐性も中途半端なのね。
▷ いくら貯めればセミリタイアできるのか問題ー必要な額は「性格」で決まる?
そこは、私にとって、たった一つの「行きつけのお店」でした。
お酒が飲めなくても歓迎され、お客さん同士もほどほどに交流する、
そんな居心地の良い場所が、コロナで無くなってしまった。
よくあそこで、管理職辞めたい、会社を辞めたい、っていう不安を聞いてもらったものです。
勤務先も何も知らない、他人どうしだからこそ、心理的安全性が保たれた場所だった。
あのお店で、話しを聞いてもらったおかげで、こうしてセミリタイアできた。
そして、孤独な時間が増えた今こそ、もっとあの場所が必要なのに。
ああいう、「会話のある」行きつけのお店が、また欲しいな。
あの定食屋さんの跡地は、夜だけのBarになっちゃったし(下戸です)、
手作りのお料理が美味しい、近所のカフェにも行ってみたけど、店主さんと、あんまりお話しが合わなかった。
とはいえ。
「寂しいからまた勤めに出よう」とは、さすがに思わないですね。
そもそも、セミリタイアできたのは、孤独のおかげだし。
(この記事では、あえて、FIREという言葉を使ってます)
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誰とも話さない日々でも、平気なのは、ブログの効果も大きいかもしれません。
こうして、ブログに、思いを打ち明けられることで、救いになってます。
ブログは「オンライン上の行きつけの場所」みたいなものかな?
私の下手な文章を読んでくださる皆様に、心から感謝です。
ありがとうございます。
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一人でも、誰かと一緒でも。50代にもいろんな生き方がある