管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。退職後はフリーランスになりましたが、2024年5月現在、仕事が途絶えています。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

行きつけの店が欲しいーセミリタイアは孤独か?

会社を辞めて、人と会話する機会が、激減しました。

友人と会うのは、週に一回程度。

それ以外に、口を開くのは、買い物の時に「マイバッグ、持ってます」という時くらいかな。

 

ご家族がいれば、退職しても、話し相手に困らないでしょう。

しかし悲しいかな、私は一人暮らしで、実家は消滅(両親とも他界)。

 

そんなひとりぼっちの生活でも、私は寂しくありません!

・・・そう、言いたいところではありますが・・。

やっぱり、無意識に独を感じてるんだろうと、自己分析してます。

 

だってね、本当に一人が平気なら、ずっと家にこもってればいいはずなんです。

今なんて寒いし、節約にもなるし。

 

それなのに、カフェ通いしてしまったり・・(無収入のくせに)

節約の本質が、無職になってようやく分かったー7万円だった食費は今

 

わざわざ、小さい子のいる公園へ行ったりしてしまうのは・・・

いろんな私が本当の私ー個性とは「ブレンド」である

 

人の気配を感じたいと、心のどこかで思ってるからじゃないか?

 

あくまで、私の場合です。

カフェに行く、いちばんの理由は、もちろん、美味しい食事や飲み物でしょうし、

公園で、新鮮な空気を吸いたい、という目的もあるでしょう。

 

しかし私にとって、「人の気配」は無視できないファクターみたいで、

家で読書してると、「家以外の場所」で本を読みたくて、ムズムズしてくる(笑)。

 

この年齢まで一人だし、ドライな人間関係の職場を、短期で渡り歩いてきた以上、

短期間なら誰でも「良い人」ー私が職場の人間関係で苦労しない理由(2)

 

ある程度は、「ぼっち」でも大丈夫なんだろうけど、完全では無いみたい。

資産額と同じで、孤独耐性も中途半端なのね。

▷ いくら貯めればセミリタイアできるのか問題ー必要な額は「性格」で決まる?

 

そこで思い出すのが、昨年末に閉店した、近所の定食屋さん。 

yamekanri.com

 

そこは、私にとって、たった一つの「行きつけのお店」でした。

お酒が飲めなくても歓迎され、お客さん同士もほどほどに交流する、

そんな居心地の良い場所が、コロナで無くなってしまった。

 

よくあそこで、管理職辞めたい、会社を辞めたい、っていう不安を聞いてもらったものです。

勤務先も何も知らない、他人どうしだからこそ、心理的安全性が保たれた場所だった。

 

あのお店で、話しを聞いてもらったおかげで、こうしてセミリタイアできた。

そして、孤独な時間が増えた今こそ、もっとあの場所が必要なのに。

cafe

 

ああいう、「会話のある」行きつけのお店が、また欲しいな。

あの定食屋さんの跡地は、夜だけのBarになっちゃったし(下戸です)、

手作りのお料理が美味しい、近所のカフェにも行ってみたけど、店主さんと、あんまりお話しが合わなかった。

 

とはいえ。

「寂しいからまた勤めに出よう」とは、さすがに思わないですね。

そもそも、セミリタイアできたのは、孤独のおかげだし。

(この記事では、あえて、FIREという言葉を使ってます)

yamekanri.com

 

ーーーー

誰とも話さない日々でも、平気なのは、ブログの効果も大きいかもしれません。

こうして、ブログに、思いを打ち明けられることで、救いになってます。

 

ブログは「オンライン上の行きつけの場所」みたいなものかな?

私の下手な文章を読んでくださる皆様に、心から感謝です。

ありがとうございます。

 

●関連記事:ブログは、退職の決意にも、役立ちました ●

yamekanri.com

 

一人でも、誰かと一緒でも。50代にもいろんな生き方がある

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ
にほんブログ村