私の退職が、だんだんと周囲に伝わり始めました。
それを知った人たちから「寂しいです」とか" I'll miss you."となどと言ってもらえて、ありがたいことです。
もちろん社交辞令もあると思うけど、みなさんと概ね良好な関係でいられたと、自分では思ってます。
以前も書いたように、転職を前提としていると職場の人間関係であまり苦労しない気がします。
苦手な人がいても「どうせ数年の関係だ」と割り切れるからですね。。
そして最近、もう一つ別の理由に思い当たりました。
それは、短期間なら本性がバレない、ということ!
はじめは良い人だと思っていたのに、後から失望した経験はありませんか?
同僚だけでなく、友達やパートナーとの関係でも、「3年目の危機」は『あるある』ですよね。
知り合ってまもない頃は、その人の好ましい面が先に見えて「良い人だなぁ」と思う。
接する時間が短いうちは、本音でやりあう場面はそう多くないですもんね。
しかししばらく経つと、その人のいろんな面が見えてきます。
長く一緒にいれば、虫の居所が悪い日に当たることもあるでしょう。
親しくなれば馴れ合いや甘えが出て、うっかり言い過ぎてしまったりとか。
それで「あんな人だと思わなかった、がっかり」となるわけですね。
当然「第一印象は悪かったけど、案外良い人だった」という逆パターンもあると思うけど。
私のような転職族は本性がバレる前に職場を去ってしまいます。
短期間の付き合いなら誰だって「良い人」。
特に今の職場、最後の2年はコロナ禍で顔を合わせる機会が極端に少なかったですものね。
このまま、猫をかぶったまま逃げ切れるかな?
転職が当たり前の業界なので「次はどこに行くんですか?A社?それともB社?」と聞かれます。
「セミリタイアだよ〜」と答えると「うわ、どんだけ貯めたんすか(笑)」と笑われます。
退職して人と会わなくなったら、こういう会話が無くなって寂しくなるかなぁ。