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先日、あるお店で接客を受けていた時のこと、店員さんに、こう言われました。
「本当に、いきいきとした表情をなさっているので、
これまでとても良い『結婚生活』を送ってこられたことが分かります〜。」
いやいや、失礼ながら、貴女さまは何も分かってない。
だって、私は独身だもの。
・・・と心の中では思ったけど、「そんなそんな、でも、ありがとうございます。」
とお返事しておいた。
そして一昨日は、「ジャスミンさんのご主人って、ゴルフやります?」と聞かれた。
この質問には???マークがいろいろ浮かんできたけど、
とっさに「いや、やりませんけど・・・?」と答えてしまった。
この返事だと、「私には夫がいる、しかしゴルフはやらない」という意味になるよね。
● 以前にも「奥さま」って呼ばれる、という話を書いてます ●
店員さんの言葉を否定しなかったのは、相手に気まずい思いをさせたくなかったから。
「私独身なんですよ」と、とびきりの笑顔で言ったとしても、
相手は「すみません、すみません」と恐縮してしまいそうで。
「ゴルフやります?」については、問うた相手が男性だったことや、
「なんでそんなこと聞くのかな?」と戸惑ったため、相手の質問に乗ったままにしちゃった。
どちらも、ささいな出来事なのですが、なぜか繰り返し思い出してしまう。
当たり前だけど、社会のマジョリティは、既婚で、私はマイノリティなんだな、と考えてしまって。
少ない資産でセミリタイアできたのは、独身で身軽であるお陰。
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既婚の人にも、さまざまな悩みがあることも知っている。
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だけど、独身コンプレックスって、ふとした拍子に出てくるのものね。
さて、そろそろお昼ご飯の支度を始めますか。
一人だから、納豆ご飯だけでいいかなぁ。
冒頭の店員さんが「いきいきとした表情」と言ってくれたのは、
多分このお気楽な生活のお陰でしょうね。
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