管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。が!現在はフリーランスとして、セミリタイアとは言えないほど、働いちゃってます。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

他人の不安まで、責任を取る必要はない

 

※当記事には広告が含まれています

またまた、クライアントから契約の延長を依頼されました。

契約解除の意思も文書で示して、責任者さんにも理解してもらってるのに、

どうして・・・?

 

お断りしたのに、また延長を依頼された理由

契約の延長のご依頼は、単なる愚痴?というもの含めると、これで3回目です。

 

▷ 1回目:「感情労働」で疲れるー社員さんから長文のメールが

▷ 2回目:私は優しくないー自分の希望と人助けのバランス

 

その度にお断りして、その度に理解していただいてる(はず)。

それなのに、再び契約延長のご依頼があった背景には、2つ理由がありました。

 

一つは、クビにした正社員の後任がまだ決まらないこと。

▷ 参考記事:急展開。ダメ社員さんは「実質クビ」だそうです。でも・・・

 

それと、私は知らなかったのですが、あるチームメンバーのAさんが、病気で休みがち

だそうで、それが2つ目の理由でした。

 

Aさんとはやりとりが少ない上、彼女がほぼ在宅勤務なので気づいてなかったけど、

体調不良が続き、彼女の仕事が滞っているので、さらに人手が足りない状態になっているそう。

 

三度目のお断りをするも、罪悪感で苦しい

そうか、それは責任者さんは、とっても困ってるだろうな・・・。

病気なんて、誰のせいでもないものね・・・。

 

だけどだけどだけど、私はやっぱり、辞めたい!ので、

「申し訳ありませんが、ご意向にはおこたえできません」と再び頭を下げました。

 

「そうですか・・・」とうなだれる責任者さん。

それを見て、私の心は罪悪感でいっぱいになった。

 

目の前の困ってる人を助けないでいいのかな?

私は健康なんだし、期間限定で延長をお受けすれば、みんな助かるのかな?

 

などと後ろめたさを抱えたまま、週末を迎えました。

 

「他人の不安の責任を取る必要はない」という友人の言葉

そんな時に会ったのが、茶飲み友達の「やたらオシャレくん」。

 

私の話を聞くなり、彼は開口一番、こう言いました。

それ(延長)をやると、ジャスミンが全員の体調不良のカバーをしなきゃいけなくなるよ」

 

さらには、

「確かに、そのマネージャーは今、とても不安だと思う。

だけど、他人の不安の責任まで、ジャスミンが背負うことはないんだよ。

 

彼の不安は彼のもの。

ジャスミンは、自分の不安の心配をしなよ。

お金足りてないのに、次の仕事が決まってないんでしょ?」

 

・・・・!!!

 

自分の問題の対処もできてないのに

な、なるほど。

私ってば、他人の不安の責任を取ろうとしてたのか・・・!

 

言われてみれば、後任が決まらないのは、今面接している候補者で

手を打たないという、責任者とあの会社の決断の結果だし、

Aさんの病気はお気の毒だけど、私とは別の問題でもあるし・・・。

 

さらに言えば、「困ってる人を助けないジャスミンは酷い!」と、責任者さんや

誰かが感じたとしても、それはその人の感情であって、私が引き受けるものではないんだね・・・。

 

そうだよね、私には、私の問題がある

「やたらオシャレくん」の言うように、お金足りないくせに、

次の仕事を探してないとかさ。

 

友人が、別れ際にくれたもの

twocups

そうか。

自分の問題に対応できてないのに、人の不安の責任まで引き受けようとしてたなんて。

彼に指摘されるまで、気づいていなかったよ。

この週末、彼と話せてよかった。

 

こんな頼りになる友人が、別れ際にくれたものがあります。

それは、必見・必聴な、映画と曲のリスト

 

「え!ジャスミンは○○を観てないの?観なきゃダメだよ!

あと、□□は良いから絶対聴いて。」

 

と、私の知らない映画やアーティストの次々と名前を挙げ、

帰宅後には、LINEでもリストを送ってくれた。

まるで学生時代のようなこんな会話にも、心が和みました。

 

仕事を断った罪悪感は、消えることはないけれど、

それは私の感情だから、きっちり責任をらなきゃ、と分かったら、

気持ちを切り替えることができた。

 

契約最終日はもうまもなく。

最後まで、誠実にお仕事します。

 

●関連記事:昨年は「恩人ちゃん」が救ってくれた●

yamekanri.com

 

古い友人の尊さよ

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 50代の生き方へ
にほんブログ村