※当記事には広告が含まれています
クライアント先の責任者さんから「お話があります」と声をかけられました。
緊張しながら伺うと・・・
ダメ社員Kさんの後任が全く見つからないので、私との契約を延長したいということでした。
●ダメ社員さんが居なくなった経緯●
これは難しい話だ・・・。
私はすでに契約解除を申し出て、先方にも合意いただいてるけど↓、
▷ 参考記事:うっかり出た禁断のひと言で、今年の収入減が確定
それを覆してまで、契約延長をしたいだなんて、きっとすごく困ってるんだろうなぁ。
はぁ。
フリーランスの自由って、バランスが難しいですねぇ。
個人的な希望に沿った仕事を選ぶ自由があると同時に、
お世話になったクライアントに対する恩義や情があるし、
いったん引き受けた仕事に対する責任も感じます。
仕事が自分の希望と異なる場合、その契約を解除することは、
プロフェッショナルな判断として、全く妥当だと思う。
だけど、クライアントが困っている状況では、その決断が難しくなる。
・・・・どうしよう。
迷ったけどね、「申し訳ありません」とお断りしてしまいました。
責任者さんのことは、とてもお気の毒に思うものの、
私にも、「セミリタイア」という人生の目標があって、
そのために、収入やポジションを捨てたのです↓。
このクライアントでは、管理職の役割をせざるを得なかったり、
社員が全員帰宅してしまって、私に丸投げ、なんていう状況も起きるので、
▷ 関連記事:怒りで眠れそうにない
今のままでは、必死で会社員を辞めた意味が無くなってしまうのです。
私が辞退を伝えると、責任者さんは、
「そうですよね、ジャスミンさんにはジャスミンさんの人生がありますからね。
無理を言って、申し訳ありませんでした。」
と、笑顔で言ってくださいました。
私の希望を受け入れてもらって感謝です。
しかし、私の心は晴れません。
私は優しくないんじゃないか。
他人を助けずに、自分の希望ばかりを優先してしまう、身勝手な人間なんじゃいないか。
そう考えてしまって、自分の決断に自信が持てない。
自分の幸福や人生の目標を追求することは、決して優しくないということではないと、
頭ではわかっている。
だけど、「自分の希望と人助けの境界線」をどこに引けばいいのかが分からないのです。
もやもやもや。
心は、まるで今年の東京の春の空のよう。
せめて、他のところでは、いっぱい人に親切にしようと思う日々です。
フリーランスの道は、自己決定と自己責任の道