昨日は、病院に検査結果を聞きに行きました。
先日、駅で倒れてしまったので、重大な病気が無いか、調べていたのです。
検査結果は、心臓に問題なし、でした!
よかったー!!
ずっと不安だったので、心からホッとした。
あの記事に、温かいコメントや、はてなスターをくださったみなさま、あらためましてありがとうございました。
ということは、ですね。
この動悸、不整脈はやっぱり、更年期症状なのでしょうか?
もしかして、セミリタイアが更年期症状を重くしたのかもしれません。
せっかく嫌な仕事から解放されるのに、なぜ・・・?
心臓には問題無し。動悸はいわゆる「不定愁訴」
先生によると、24時間のホルター心電図では、ほとんど不整脈の発生が見られないんだそうです。
心臓のエコー検査にも、悪い兆候は無し。
たまたま不整脈が起き、その後、たまたま貧血が起きただけでしょう、との診断でした。
えー・・・。
不整脈も動悸も、バリバリ自覚症状があるのに・・・。
私の動悸は、気のせい、というか、いわゆる不定愁訴、になるらしい。
不定愁訴ということはやっぱり、この動悸は更年期症状なんですかねぇ??
産婦人科医による「更年期症状がひどくなる人」の特徴解説
そこで、更年期症状について検索していたら、YouTubeにこの動画をオススメされました。
「【産婦人科医 高尾美穂】更年期の症状がひどい人、ほとんどない人 何が違うの?」
というタイトルです。
先生は、更年期症状が強くなる人の特徴を3つ挙げています。
- 自己犠牲型、と言えるほど真面目な人
- 人生の曲がり角といえるイベントで、ある種の喪失感を味わう方
- エクオールの産生能が無い方
気になったのは、2つ目の「人生の曲がり角といえるイベント」という言葉。
息子が結婚で巣立ったことにより、子供のご飯を作らなくてよくなった人、
嫌だと思って続けてきた、お舅さんの介護が終わった人、
パートナーに女性として見てもらえなくなった、と感じた人、
こういった、心にポッカリ穴が空いたような経験をした人は、更年期症状が強くなる傾向にあるみたい。
嫌なことでも、それが終わると心にポッカリ穴が開く
意外だったのは、
「『嫌なこと』であっても、それが終われば、ある種の喪失感になる」
という点です。
(4分12秒〜)たとえば、嫌だなと思いながら続けてきた、お舅さんの介護。
嫌だな嫌だな思いながら頑張ってきたわけなんだけれども、
ある日ポックリお舅さんが亡くなってしまった時に、また感じる喪失感。
私はいまセミリタイアしようとしています。
会社のリスキーな方針や、会社と部下との板挟みといった、嫌な嫌な仕事から、ようやく解放されるんだけどな・・・。
本当なら、ウキウキして良い状況のはずなんだけど・・・。
その一方で、何十年と続けてきた、フルタイム正社員を辞めるというのは、人生の大きな曲がり角ではあるね。
プレッシャーや拘束時間が無くなる、というのも、一種の喪失なのかもしれない。
セミリタイア+更年期=人生の移行期を味わいます
私は、このセミリタイアを、喜ぶべき門出、と前向きにしか捉えてなかった。
だけど、心も身体も、そう単純じゃないのかもしれない。
「昨日会社辞めた。はい今日からバラ色!」ってわけじゃないかもね。
この年代で、ホルモンの分泌が変わる時、身体の調整期間として更年期症状が現れるように、
セミリタイア前後も、心と身体の移行期間として、不調が起こるのかもしれないなぁ。
外資系IT企業で、何社か勤務してきました。
その中で、日本の社長、役員(Country Managerや、Cクラス)の人が変わった直後、
「Transistional period"(移行期)です!」って言えば、少々売上が落ちても許してくれることが多かった。
同じように、今は人生の移行期なんだー、少々体調が落ちるのは仕方ないね、と思ってみることにします。
セミリタイアに限らず、多くの女性にとって、更年期は人生の曲がり角イベントが多いですよね。
両親や、お舅、お姑さんが亡くなったり、子供が巣立ったり、自分やパートナーが退職したり。
年齢による身体の変化だけではなく、心にも移行期があるのは当然なのかも。
動悸の症状は不快なので、「楽しみます」とまでは言えないけど、
「おお、動悸くん、また来たの。もう来ないでいいよ」って感じで、移行期を味わうことはできそうな気がしてきました。
● 更年期、体調不良の変遷。自分の考え方も移り変わってます ●
(2022年1月)あの不整脈は更年期障害じゃなかったのか!
(2022年3月)退職を決めただけで高血圧が治った?ー身体の声を信じます
(2022年6月)駅で倒れて救急車ーこれは病気?それとも更年期障害?