ようやく自分の後任が決まりました!
これで私も、約束していた退職日に辞められます。
ああ嬉しい。
嬉しくて泣いちゃいます。
後任の採用に時間がかかったのは「管理職は100%出社」って方針のせいです。
これだけが理由じゃないけど、「在宅できない」がネックだったのは間違いないです。
リモートワーク、在宅勤務ができない会社は人材獲得がしにくいって証明されたよね。
それで結局、他業種から来ていただくことになりました。
「在宅勤務できない」、で候補者に断られてしまう
後任が確定するまでに約5ヶ月、想定より長く時間がかかりました。
すんなり決まらなかったのは、「管理職は原則在宅勤務不可」だからです!
私が「もう管理職辞めたい」と思ったのも、100%出社、と言われたのがきっかけ。
こちらが「いいな」と思う候補者の方がいても、「在宅できない」と伝えると、向こうから断られてしまう。
年棒やその他の福利厚生は悪くないのに・・。
お金よりも、在宅勤務という働き方を重視する人材が多いってことよね。
一部在宅を取り入れている自分の部下からも「在宅できないなら辞める」と言われてるし・・。
会社には、この状況をもっと重く見てほしいなぁ。
役員には、直接そう伝えたけど、
「『在宅できない』で断る人は、しょせん当社とはケミストリーが合わない」
、だそうです。
コロナ禍で、他業種からの候補者が多かった
私が居るのはIT業界、在宅勤務が当たり前、と思われてる世界です。
そこで「100%出社」と言ったら、そりゃ候補者も集まらないよね。
それで、候補者の範囲を、他業種で似たような仕事をしてる方にまで広げました。
そしたら、コロナ禍で業績が思わしくない業界からの応募がぐっと増えた。
通常は、狭いIT業界内で、人が出たり入ったりしてるのですが。
(だから転職先で昔の同僚に再会、なんてこともしばしば)
これで、普通なら出会えない他業種の人材が獲得できた、ということになるのかな。
同業他社の経験者の方が、短期間でキャッチアップしてくれると思うんだけど。
会社の方針は、そこまでしてでも「出社」にこだわりたいってことなのね。
辞めていく私が口を出すことではありません。
退職が決まったのは、縁切榎さまのご利益?
ところで先日、こんな記事を書きました。
会社を辞めた過ぎて「縁切榎」へー自分の弱さを受け入れたら楽になった - 管理職辞めたいです日記
「後任が決まったのは、縁切榎さまのご利益!」
・・・と言いたいところですが、そこまでミラクルじゃないかな。
お参りに言った時は、この候補者の方に既にオファーを出していて、入社条件調整中だったんです。
だから「私より優秀で、適性のある後任が定着しますように」
と、「定着」という言葉でお祈りしたのでした。
それでもこうして、後任が決まり、気持ちよく退職できることになったのは、やっぱり縁切榎さまのご利益ですね。
今夜はよく眠れそうです。
入社を決めてくれた候補者の方、採用に携わってくれた上司とかHRとか、
一時的に引き継いでくれてるスタッフとか、みんなに感謝です。
●そんなに嫌な仕事を他人にやらせていいの?については、ぜひこちらを●