管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。が!現在はフリーランスとして、セミリタイアとは言えないほど、働いちゃってます。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

FIRE・セミリタイアに必要なのは「逃げる力」ーやりたくないことを避ける努力

雨の中をランニングする人とすれ違いました。

お天気に関係なく走るなんてかっこいい!

高校時代にマラソン大会をサボってた私とは大違いです。

 

思春期の頃、しょっちゅう貧血を起こしていました。

ホルモンのバランスが悪かったのかな?

体育の授業が苦痛で、とりわけ辛かったのがマラソンの授業。

ましてやマラソン大会なんて、私には拷問でした。

 

高校2年生の時、「こんなに嫌なことをするのは止めよう」と決心。

母とかかりつけ医に、どれほどマラソン大会か苦痛か演説をして、見事成功!

欠席するための診断書を書いてもらうことができました。

病名は覚えていませんが、重い貧血、とか適当なものだったと思います。

 

もしも私が真面目な生徒だったら、「貧血くらいで欠席してはいけない」とか「みんなだって嫌なのにちゃんと参加する」と考えていたでしょう。

ちゃんと参加していたら、きっと得るものがあったと思います。

 

だけど、あの時は本当に、本当に本当〜にマラソン大会が嫌だった。

達成感なんて要らないし、誰に何を言われても構わなかった。

「マラソン大会を欠席するにはどうしたら?」と、無い知恵を絞って、欠席戦略を練りました。

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セミリタイア目前の今、なぜかサボったマラソン大会のことを思い出します。

「定年まで働く」という、会社員人生の完走を諦めたからかも。

ちゃんとゴールすることより、辛いことをしないで済む努力をする。

そう、私、『逃げる力』だけはあるんです。

 

すべての苦痛から逃げてるわけでは無いつもりです。

高校時代、マラソン大会はサボったけど、苦手科目は勉強して克服した。

仕事も頑張って、ファイナンシャルプランナーにお墨付きもらえるくらいの老後資金は貯めた。

だけど、どうしてもやりたくないことがあるなら、それを避けるための努力ができる。

それを「逃げる力」と呼ばせていただきたい!

 

・・・な〜んて、威張るようなことじゃないですね・・。

以前に書いた「FIRE・セミリタイアできるのは常識を気にしない人」という記事と似てるかもしれません。

常識を外れることや、途中で止めるのが好きでないタイプの方は、セミリタイアは目指さない気がします。

 

自分の得意・不得意や、人生観に合った生き方をすればいいんですね。

走りたい人は走る、家でブログを書きたい私はそうする。

仕事を続けたい人はそのまま働く、辞めたい私はそうする。

みんなハッピーですね!

 

●過去記事〜私に足りないのは「嫁ぐ力」でした●

yamekanri.com

 

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