管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

愚痴を聞いてお金を稼ぐ?ーブラック下請けを経験して良かったこと

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初めて提出した、直案件の作業レポートと請求書、無事にサインをもらえました!

これで、月末には振り込みをしてもらえる♪

 

直接受注の企業とは、先月半ばから仕事が始まっています。

▷ 関連記事:初めての直案件が決まりました!

 

OKがもらえるまで、この内容で承認されるか?って、内心ドキドキでした。

なにせ、下請の時は、何かにつけて、突き返されてばかりだったから。

下準備や、ダブルチェックは「不必要」だと言われて請求できなかったり・・・。

 

その経験を踏まえて、初の直契約では、「当方の準備や、検討・相談の時間も、

請求させて頂きます!」と、事前にクライアントと握っておいた。

その甲斐あって、こちらが請求した時間、すべてが承認された、というわけです。

 

私の立場は、(一応これでも)「アドバイザー」。

だから、検討・相談の時間を請求できるのは、当然と言えば当然なのですが、

実は、「愚痴」が、相談の大半だったりします。

 

始めは、ビジネスの問題点を話し合っていても、いつの間にか、

○○さんが、仕事の邪魔ばかりする!

○○さんは、こういうところが問題だ!

という、人間関係の愚痴に変わってしまう。

 

この○○さんというのは、気難しくて有名な人。

私が仕事の話をいただいた時から聞かされていて、この人のことが心配で、

一時は仕事を断ろうと思ったほどです↓。

 

▷ その時の記事:初めて直案件の打診が!でも、受注はできないかも・・・

 

会社のシステムが、使いづらい、とか、

本社や日本子会社の社長が、これらの実態を分かってくれない、とかだったら、

アドバイザーの私がお手伝いできる課題かな、と思うけど、

人間関係と人事については、私にできることは何も無いかも・・・。

 

consultation

 

・・・いや、そんなことない。

クライアント先の皆さんとって、私は関係の薄い、外部の人。

同僚や、上司には言えない愚痴も、組織外の人には話しやすいのかも。

 

特に管理職は、愚痴をこぼしづらいですから(私は経験者↓)

yamekanri.com

 

部下Aに対する不満を、部下Bに言うわけにはいかないもんね。

 

溜まっている不満を、吐き出すことにより、皆さんが気持ちよくお仕事できるなら、

愚痴を聞くのも立派な仕事。

単なる愚痴から、改善のヒントを得ることもあるしね。

 

・・・なーんて、かっこいいこと言ってるけど、

ニコニコと愚痴を聞けるのは、その分ちゃんと請求できてるからだよなぁ。

 

話題の○○さんは、確かに難しい人で、みんな、この人の話になると止まらない。

もしも請求できない状況だったら、「そんなお荷物社員のことなんて、知りません!」

と、イライラして話を適当に打ち切ってるかも。

 

だけど、今はその困った社員のおかげで、相談時間が長くなり、

私はたくさんお金をいただけてる状況。

 

お金をもらえてるから話を聞く、だなんて、文字通り現金な奴ですが、

私は時間単価でお金を頂いている、業務委託の身ですから、

そこを曖昧にしない方が、長く続けられる気がします。

 

振り返ると、下請けグループの仕事は、やっぱりブラックだったなぁ。

上に書いたような「請求できません!」に加えて、無償、つまりタダ働きを、

暗に要求されることまであったんだから。

 

それで、下請けの仕事は辞めることにしたんだもんね。

▷ 関連記事:下請けの仕事を辞めますーこれは一線を越えている

 

ただ、あのブラックを経験したからこそ、今回の直契約では、

「検討・相談」の時間を請求できるよう、事前に対策を打てたわけで。

 

何事も勉強だわー。

「愚痴聞き」の代わりに「業務改善検討」と書いた報告書を見ながら、

そんなことを思う、フリーランス初心者のジャスミンでした。

 

人生は「学び」の連続

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