先日、記帳説明会に参加した、という記事を書きましたが、
その帰り道、私にとっては、重大な決断をしました。
下請けの仕事、辞めることにしました。
つまり、元請け元さんとの契約を、解除したいと申し出ました。
その理由は、直契約をもらえたから・・・という理由だけではありません。
はじめは、掛け持ちするつもりだったもの。
元さんチームの仕事と両立するため、直契約の方のクライアントに、
稼働時間は少なめでもよいか、聞いていたくらいですから。
▷ 関連記事:自分に値段をつけたことはありますか?ー初・直案件の顔合わせ
では何で辞めたいのかというと、
「いくらなんでも、ブラックすぎやしないか!?」と感じる機会が増え、限界に達したから。
糾弾したいわけではないので、詳細には書きませんが、
私と元さんの間にいる、品質管理担当の先輩フリーランスから
- 無償で作業、つまりタダ働きするよう、「暗に」求められる
- 休みの日も、作業を求められる
- まったく請求できない、謎のチーム内ルールに、かなりの時間を取られる
こんなことが頻繁にある。
一つ目は、私の被害妄想の可能性もあるので、元請けの元さんに相談したのですが、
状況は改善されていません。
それでも
「元さんや先輩には、私がミスした時も、優しくしてもらったし」とか・・・
▷関連記事:仕事で泣いたのは何十年ぶり?ーフリーランスと人間関係
「これは本物の仕事じゃなくて、フリーランス見習いの修行だし」とか・・・
▷関連記事:「これは労働ではない」と思ったらスッキリした
そう考えて、自分を納得させてきましたが・・・
記帳説明会に出席していた時の出来事で、「こりゃ両立は無理だ」と思った。
この日は、休みと伝えていたのに、Slackでバンバンメンションが飛んでくる。
急いであの作業をやってほしい、とか、あれはどうなってるんだっけ?などなど。
「私は今日非稼働です」と伝えても、「ごめん、でも急ぎだから」と、引いてくれない。
仕方がないので、記帳説明会中に、可能な限り対応しました。
こんなことでは、直案件のクライアントに対応している日にも、「急ぎだからやって」と言われるでしょう。
それに、そもそも、休みの日まで仕事するのが嫌で、会社員を辞めたのに・・・。
駆け出しの、下請けフリーランスはこんなものなのか?
それとも、先輩チームメンバーの個人的な問題なのかは、分かりません。
だけど、iPhoneに溜まっていく、Slackのメンション通知を眺めていたら、ゆっくり心が折れた。
それで、翌日に、元さんに契約解除を申し出ました。
「まだ辞めたくない」っていう記事を書いてから、半年たらず。
元さんチームの人手不足を知っているので、申し訳ない気持ちです。
▷関連記事: 期待と違った仕事。だけど、まだ辞めたいと思わない
それでもね、自分の自由は、自分で守らなきゃ、って思った。
元さんにも、この先輩にも、たくさんのことを教えていただき、とても感謝しています。
だけど、いくらお世話になったからって、無償の仕事や、
休日の稼働(これも無償!)を求められるのは、やっぱり一線を越えてると思う。
・・・だけど、よく考えたら、ずいぶん前から、一線を越えてたんだよな・・・。
「フリーランス初の仕事を全うしなきゃ」としがみついてたから、思考停止になっていたのかも。
直案件の受注、という別の選択肢を持てたことと、
こうして、ブログにアウトプットしたこと、
この二つで、ようやく現実に目を向けられた気がします。
当たり前ですが、元さんとの仕事は、最後まで全力を尽くします。
しばらくの間は、直案件との掛け持ち、頑張ろう。
失敗も含めて、人生は全部勉強、思い出作り