管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。が!現在はフリーランスとして、セミリタイアとは言えないほど、働いちゃってます。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

自分に値段をつけたことはありますか?ー初・直案件の顔合わせ

 

少し前にいただいた、直案件のお話。

今週、初めての顔合わせがありました。

 

前回のお話は、こちらです。

▷ 初めて直案件の打診が!でも、受注はできないかも・・・

 

このお仕事が欲しい!

ミーティングに入った時はね、テンション低めだったんです。

「正社員なみの稼働時間」を求められてると聞いていたから。

 

他に下請け仕事を抱えてる私は、フル稼働できない。

だから、受注に至ることはないだろうな、と諦めていたんです。

 

ところが、担当の方によると、「条件がマッチすれば、少なめの稼働時間でも、問題ない」とのこと!

 

よかった!

やっぱり、実際に話を聞く前に、憶測の段階で判断しちゃダメですね。

しかも求められているサービスも、私の専門分野とドンピシャに一致していて・・・

 

元さんチームでの仕事と、掛け持ちもできそう、

自分のスキルと経験が活かせそう、

直案件を受注したという実績にもなるし、

お金の面でも、直案件の方が、断然、報酬が高い。

 

・・・、このお仕事、欲しいです!!!

 

自分を売り込むということ、転職活動との違い

だったら、自分という商品に、値段をつけて、買ってもらわなきゃ。

でも、そんなことやったことないから、頭の中はプチパニック。

 

厳密に言えば、過去の転職も、「自分に値段をつける」行為です。

だけど、転職の時には、「前職の年収」という基準があった。

 

それに、もし私の希望年収が、先方の想定より高かったとしても、

条件の交渉は、転職エージェントがやってくれましたから。

(私を高く売った方が、彼らのコミッションも増えるので、それはそれは、頑張って売り込んでくれます)

 

今やっている、フリーランス下請け仕事の時は、どうだったかというと、

募集時の単価を、そのまま承諾したので、自分に値段をつけるという感覚は無かった。

 

ところがこれは、初めての直接受注。

自分で、今この場で、自分の値段を、提示しなきゃいけない。

 

久しぶりに、頭がフル回転モードになりました。

脳のモーターが、ブーンっていう音が、聞こえたよ。

 

「私の値段は○○円」

もちろん、提示したい単価は、事前に決めてありました。

だけど、それが、先方にとって、高いのか、安いのか?

 

自分でつけた、自分の値段を言って、鼻で笑われたらどうしよう・・。

怖いよう。

 

だけど、そんなことを、相手に悟られちゃダメよね。

だって、先方は、大切な業務を、外部の人に任せるんだもんね。

 

もし、私が相手の立場だったら、「あの、あの・・・□□円でどうですか(ゴニョゴニョ)・・・」と、自信なさげに言う人には、怖くて発注できない。

 

だから、頑張って、胸を張って、落ち着いた微笑みで、こう伝えました。

「他社では、時間単価○○円を頂戴しておりますが、同じよろしいでしょうか?」

price

 

自由に働くことと、役に立つことは両立するか?

きゃー、言っちゃった。

『他社では』○○円って!

 

本当は、下請けの仕事は、もっと、全然安いのに。

私、ブラフ頑張った!(ブラフって、頑張るもの?)

 

いやもちろん、ブラフってだけじゃ、ないですよ。

業界の相場を調べて決めた単価だし、自分がどんな価値提供をできるかを、きちんと説明して、納得いただけたようだし。

 

その証拠に、私が提示した単価で、上の方と話してくれるそうです!

嬉しいなぁ。

 

他のフリーランスとも面談する予定だそうだから、私がこの仕事を取れるかは、まだ分かりません。

それでも、自分という商品をプレゼンして、ある程度受け入れてもらえたことで、少し、自信がつきました。

 

受注、できるといいなぁ。

自分のペースで、自由に働きつつも、先方の、お役に立てるといいなぁ。

それって両立するのかなぁ。

 

●関連記事:自由には、責任と孤独がつきもの?●

yamekanri.com

 

先方にいるという噂の「気難しい人」については、まだ聞けてない

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