私は子供の頃、ちょこっと勉強ができました。
しかも、「全然勉強してなーい」と試験前に泣き顔を見せておきながら、
そこそこ良い点数を取るという・・・。
えぇ、嫌われるタイプです(笑)。
だけどね、これには私なりの言い分があって。
自分としては、全く勉強量が足りてなかったと、心の底から思っていたのです。
友人の前でかっこつけてたのではなく、ましてや、出し抜こうだなんて、これっぽっちも考えてなかった。
あの問題集もできてない、あのページも暗記してない、あぁもう絶対悪い成績だ・・・
と本人は真剣に思っていて、暗い気持ちで試験に臨んでた。
ところが、答案が返ってきてみたら、あれ?意外に良い点数だったな、よかった。
・・・これの繰り返しでした。
要するに私は、心配性かつ大げさに騒ぐタイプなんでしょう。
つい最近も、これやってた(汗)。
TOEICの問題集で正答できなかっただけで、人生まで不安になったけど、
結果的には、過去最高スコアだった。
でね、なんで今さら、そんな話をしてるかというと、
ひょっとしてこれが、老後のお金にも当てはまってるんじゃないか?、って思ったのです。
ここしばらく、落ち込んでいた原因は、老後のお金が足りないから。
▷ 人様のブログを読むのが辛い時ー私のセミリタイアは失敗か?
ちゃんと仕事や投資、節約ができてる人と比較して、自己嫌悪に陥っていたけど・・・
私の老後のお金、本当に足りないのかな?
学生時代の試験前のように、大げさに騒いでいるだけで、
「なーんだ、お金足りたね。50代の頃、ハワイとか行っておけばよかったね」
って、90歳の時に後悔するんじゃないだろうか?
いつも書いているように、私の貯金の額は、中途半端。
資産額を公開されてる方のブログを読むと、私より多い人もいれば、少ない方もいらっしゃいます。
しかし、資産額と心の安定は、全然関係ないような気がする。
多くの資産や金融所得がある人を見ると、私のお金は足りない、
セミリタイアなんてする資格はなかったんだ!って思っちゃうけど、
使う金額や状況が違うんだから、比べることがおかしいんだよね。
どれだけ勉強しても、試験の前は不安でパニクっていたように、
この性格じゃ、どれだけお金を貯めても、100%安心することはできないんだろうな。
不十分だ、と半泣きだった勉強で、試験を乗り切れたように、
この貯金額と、いま頑張れる範囲の収入で、これからも生きていけるのかも?
ちょっとそんなふうに考えたのです。
・・・もちろんね、学校の成績と老後のお金は、比べられるもんじゃないです。
試験とか受験は、出題範囲が決まってて、結果がすぐに分かる。
それに対して人生は、どんな問題(試練)が出るか分からないし、
結果は、死ぬまで分からないんだもんね。
変数、リスク、ボラティリティがデカすぎる。
だけど、老後の資金表で、キリキリ胃を痛めている自分を俯瞰して見てみたら、
学生時代、試験前にこの世の終わりのように騒いでた自分と、重なりました。
もう少し、気を楽に持ってもいいのかな、ってちょっと思った。
落ち込みが、底を打ったかな?
・・・だからと言って、ここで気を抜いて、リバウンド消費しないように、気をつけますね。
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さいきんお金の話ばかりでごめんなさい