日曜日は、暗いブログを書いた後、習い事のお稽古に出かけました。
▷ 暗いブログ:人様のブログを読むのが辛い時ー私のセミリタイアは失敗か?
気持ちはドヨーンのままでしたが、キャンセルで、先生やお稽古場に、迷惑をかけたくなかったので。
この習い事を始めたのは、中学生の頃なので、歴は相当長いです。
それを聞くと、大抵の人は「ジャスミンは◯◯(芸事の名前)が大好きなのね」、
と言ってくれるけど・・・
この習い事が、本当に好きなのか、自分でもよく分からない。
何十年も続けていて、それはないだろうという感じだけど、
お稽古は毎回、「かったりー」って思うし、家での自主練習もすぐサボる。
そして、お稽古中は、ほとんどの時間、辛い、というか、苦しいです。
思い通りに動けなくて、自分でイライラするから。
休日なのに、朝早く起きて、遠くまで出かけていって、苦しい思いをする。
趣味なのに、辛いなんて、なんでこんなことやってるんですかね。
あれ、「なんでこんなことやってるんだろう」ってセリフ、どこか別の場所でもつぶやいたような・・?
ここだ。
せっかくセミリタイアしたのに、私はなぜ、恥ずかしくて悲しくなるようなことを、やってるのかな?
・・・ひょっとして、私はドMなのでしょうか?
▷ 過去記事「おばさん、「オープン」にビビるー透明性ってこういうことか 」より
・・・そうか、私はドMなのか。
仕事はおろか、趣味でさえ、わざわざ辛くなるようなことをやっているんだから。
考えてみれば。
全部、自分で選んだことだもんね。
稼げないとか、お稽古が辛いとか言ってるけど、
独裁者に強制労働させられてるわけでもなければ、
伝統を守らなければいけない家柄でもない。
底辺フリーランスも、無理ゲーだった前職でさえ、自分で応募した仕事で、
お稽古事も、自分から習いたいと言ったのだ。
ってことは、私は結局、好きなことだけやって生きてるのか。
そのことを、お稽古の最中に思ったのです。
仕事も習い事も、本質的には同じで、私は自分で選んだ好きなことをやれてるんじゃないか、って。
そう思ったら、なぜかちょっと泣きそうになった。
何十年も習っているのに、なかなか上達しない私でも、
たまには、上手くいく瞬間があって、その時だけは、「楽しいな」と思う。
97%の辛さの中にある、3%の喜びがたまらない。
うん、やっぱり私、ドMだわね。
だったら、喜んで辛さを味わないとね(変態)。
芸は身を助く、と言うけど、こんな風に習い事に助けられるとは。
先生も呆れるくらい、いつまでも下手なままだけど、長いこと続けてきてよかった。
節約はしなきゃだけど、習い事の費用はできるだけ削りたくありません。
●生きるのに必要な「無駄なお金」もある●
50歳過ぎても、気持ちはアップアンドダウンばかり