突然思い立って、旅行をしてきました。
前の記事で書いたように、セミリタイア前は、体調不良で休んでても、メールに返信しなきゃいけなかった。
同じように、退職前は、旅行中も常に仕事のメールを気にしてました。
でも、私はもう、管理職も会社も辞めたんだ。
「そうだ、今こそ、会社のiphoneを持たない旅をしよう!」と、すぐに計画、その日のうちに出発ー!
文字通り「いい日旅立ち」できるのは、無職の特権ですね。
しかも旅行中、「セミリタイアするのに最適のタイミング」に、自分なりの答えが出ました。
雨と引き換えに、静かでお得な旅ができた
現地はずっと雨、だけどこれは、始めから分かっていたことでした。
なにしろ当日の朝に計画したんですから。
旅行に最適の天気とは言えません。
しかしその代わりに、人は少なかった。
人気の庭園は貸し切り状態、ホテルのレートも安かったです。
雨を受け入れた代わりに、空いていてお得な旅ができたんです。
旅も、セミリタイアも、「完璧なタイミング」は無い
気温も涼しくて、雨でかえってよかったのかも。
何もかもが完璧なタイミングの旅行、なんて無いもんねぇ。
お天気は快晴、だけど暑くも寒くもなくて、人手も少なくて、宿泊料も安い、
そんな状況はあり得ないもんね。
・・・あっ!
「完璧なタイミングが無い」って、旅もセミリタイアも一緒だわ。
お金の心配も、仕事への未練も一切ない、人に迷惑もかけず、退職後にやりたい計画もバッチリ!
そんな、完璧なタイミングのセミリタイアって、あんまり無いんじゃないかなー?と思うのです。
完璧な条件を待ってるうちに、定年になっちゃう?
○○万円貯まったら、あの仕事が一段落したら、親の介護が落ち着いたら、やりたいことが見つかったら・・・
それらの条件が全部揃うのを待ってたら、セミリタイアできないかも?
晴れてて空いてて安い旅行はできない、のと同じです。
もちろん、当座の生活費がないのに退職しちゃう、とか、無謀や自暴自棄はダメですね。
だけど、自分にとって優先順位が高い項目で、条件が揃ったら、行動に移すのもアリかな、なんて思います。
完璧な条件を待っていたら、セミリタイアの前に、定年が来ちゃいます。
退職の条件が全部揃わないうちに辞めるのは気持ち悪い、という方は、
セミリタイアよりも、制度上の定年の方が合ってるのかもしれませんね。
セミリタイアに最適なタイミングは、「自分が辞めたい時」
完璧なタイミングが無いんだから、セミリタイアは、自分が「今だ」と思った時に、
いつ実行してもいいんだと思う。
セミリタイアに「最適なタイミング」、それはすなわち「自分が辞めたいと思った時」
なのかも?
(くどいですが、無謀はダメですよ)
私は、人に相談したり、しぶしぶお金と向き合ったりしてるうち、
「絶対に、2022年の上期中に辞めたい」と思うようになりました。
上司も、HRも、有休を全部消化して、あと1〜2ヶ月長く、在籍するように勧めてくれた。
そうすれば、有休もきれいになるし、貯金の残高もちょっとは増えるけど、
そういう条件をコンプリートするより、「逃げる」ことを優先したかった。
▷ FIRE・セミリタイアに必要なのは「逃げる力」ーやりたくないことを避ける努力
この退職のタイミングが正解だったかどうか分かりません。
下期に何の炎上も起こらず、「ジャスミンってば、焦って辞めて損したね」と言われるかもしれない。
だけど、正解じゃなくてもいいんです。完璧なセミリタイアタイミングなんて、そもそも無いんだから。
・・・なーんて、ことを旅行中に思いました。
まだセミリタイアして二週間なのに、生意気言ってスミマセン。
2ヶ月後には「早く辞めすぎたー」って泣いて投稿するかもしれませんので、
その時は笑ってやってください。
引き際って、本当に難しいですねぇ。