辞める日が近いけど、退職届を出す前に入っていたアポは、全部こなすと決めた。
それまでの期間、打ち合わせが無い日は、休みを取ることにして、有給のスケジュールは同僚、部下さんたちに連絡済み。
しかし、当然ながら、私の退職に関わらず、ビジネスは続いていますよね。
だから私の有給日にも、取引先とのアポが入っていきます。
日程調整のメールを眺めながら、「あ〜、私はもうこういう重い打ち合わせに出なくていいのね〜。」とルンルン(古い)してたら・・・
同僚が、「その日はジャスミン不在のため、○日と△日にしていただけませんでしょうか?」と、日程を変えてしまった。
あの・・・○日は私の最終日前日、△日って最終日そのものなんですけど。
そんなラストモーメントまで、重たいミーティングに出ろと?
たまらず、その同僚に「あれって、元の日程じゃダメなんですか?」と聞きましたね。
そしたら「だって、ジャスミンさん居ないと分からないから、出席してください。」だそうです・・。
えー!?
その日のミーティングは私が説明できても、翌日には私、居なくなりますけど。
半年前に退職を申し出て、異例な長い期間引き継ぎをしてるのになぁ。
そろそろ、この仕事の担当は自分、っていう当事者意識を持ってほしいわぁ。
有給を返上して、働くと決めたのは自分。
被害者意識を持たず、最後まで誰かの役に立とう、と決めたのも自分。
●土曜の早朝に担当外の仕事【もうすぐ辞めるのに】ー被害者意識は体に悪かった
だけど、他人に「最終日までみっちり働け」って強制されると、モヤッとしますね。
「そんな人任せなことで、私が辞めた後はどうするの?」という言葉が、
喉まで出かかったけど、飲み込みました。
英語には、Don't burn your bridges.という、退職の時の定番フレーズがあります。
自分が渡ってきた橋を燃やしてしまったら、戻れなくなるよ。
だから捨て台詞を吐いて辞める、なんてことはしない方がいいよ、
っていう意味ですね。
こちらの解説が分かりやすいです。
セミリタイア後の予定は白紙だし、仕事に復帰しても、全く違うことをしようと思ってます。
だけど、世間は狭い。
またいつか、誰にどこでお世話になるか、分かりません。
だから角が立つような発言は控えて、最後まで役目を果たしたいと思います。
それにしても、「Don't burn your bridges.(橋を燃やして退路を断つな)」という表現は面白いですね。
日本語だと、退職時の定番フレーズは「飛ぶ鳥跡を濁さず」かな。
前者は戻ってくる可能性を考え、後者の日本語の方は、飛び立って二度と戻ってこない感じかな。
どちらにしても、去り際は静かに、ということでしょうか。
退職時面談(Exit Interiview)でも、
「この会社リスク取りすぎだから辞めます」とか、
「出社させたい会社と、出社したくない部下の板挟みはまっぴらです」
なぁんて本音は言いません(笑)!