ついにこの日が来ました・・。
って前もこんな書き方したけど、今度は私自身の重大事件。
ついにシルバーシートを譲られたのです。
そこそこ混んでる電車内で、人に押されるまま、若い女性の前に行き着いた。
そうしたらその方がキラキラした目で「どうぞっ♡」っ席を譲ってくました。
ぼーっとしてたので、そこがシルバーシートであることにも気づいてなかった。
「あら大丈夫です。でもありがとうね。」と笑顔で辞退しました。
しかしいかにも「自分ではまだ元気と思ってるお年寄り」が言いそうなセリフだわ。
咄嗟にこの言葉が出たってことは、私は実際に「自分ではまだ元気と思ってるお年寄り」なんだろうか。
しかしやっぱりショックだなー。
まだ50代なのになー。
通勤用の服を着て、お化粧をして髪を染め、年齢より2、3歳若く見えるように努力してるのになー。
それとも、あの時は精神的に疲労困憊してたから、それが顔に出てたんだろうか?
疲労困憊の原因は「部下同士のケンカ」です。
ささいなことで対立して、それぞれがこちらに訴えてこられまして・・。
ただでさえ残業だったのに、それぞれ1時間ずつ話を聞いたので、夜遅い帰宅になった。
もうすぐ辞めるとは言えまだ上司なのでねっ、お互いの話を聞きましたけどねっ、
正直どっちもどっちなんですよ。
40代、50代のおじさん、おばさんが、子供みたいに「自分が正しい!」と言い募り・・。
しかも仕事内容とほとんど関係ない。
仕事に関係なさそうな喧嘩の仲裁も管理職の仕事なのかな?
「勝手にしてちょうだい。私は知りません!」と突き放してもいいんだけど、
それができない理由があるんです。
だって、私の在職中に二人とも辞められたら困るもん。
そう、「いつでも転職できる」というカードを持ってる彼らは強いのです。
転職が当たり前の業界。
自分自身、嫌になったら我慢しないで転職しちゃうから職場の人間関係であまり苦労しない。
だけどそれはそっくりそのまま、自分も報いを受けるわけです。
●お気楽?な転職人生の話はこちらでも●
私の知る限り、外資ITでは「話し合いの上お辞めいただく」ことができます。
「なら上司は強いんじゃないの?」って思われそうですが、辞めてもらうのは上司も消耗します。
承服しないで長期戦になったりするし、日本の労働法もあるから、簡単にクビにはできない。
アメリカのドラマみたいに、上司が生殺与奪の権利を握ってるわけではないんですよ。
●クビについてはこの記事にも書きました●
外資系企業の年収はなぜ高いのか?ー外資には「あのイライラ」が少ない? - 管理職辞めたいです日記
自分の前に辞められると困る、なんて打算的でごめんなさい。
親身に話を聞く上司じゃなくてごめんなさい。
だけど二人とも大人なので、感情の対立は自分たちでなんとかしてほしい。
そんなことを考えてたら、見た目が一気に10歳老けて、シルバーシートを譲られてしまったのかもね。
この前は「出社したくない部下 VS. 出社に戻したい会社」の板挟みで辟易としたばかり。
ああ疲れる・・。
席を譲られるほど衰えてる私は、実年齢にかかわらず今が潮時なのでしょうね。