管理職も会社も辞めました日記

管理職を辞めたいけど、今後の生活が心配・・。そんな気持ちを綴るうち、セミリタイアしちゃいました。旧タイトルは「管理職やめたいです日記」

ブログで子供の頃の夢が叶いましたー大人になったら目標は小さく!

みなさんは子供の頃、どんな夢を持っていましたか?

私は昔から夢が無く、なんとなく会社員になりました。

セミリタイアを決めたけど、「やりたいこと」は見つからないまま・・。

 

「エッセイストになりたい!」は子供らしく振る舞うためのでっち上げ

子供の頃って、無理矢理にでも「将来の夢」を語らなければいけない場面がありますよね。

「私の夢」は、卒業文集や授業参観の作文の題材として定番でした。

だけど、夢がありません、と本心を書くと先生に怒られそう・・。

仕方がないので、いつも「エッセイストになりたい」と書いていました。

 

じゃあ随筆が好きだったかという言うとそうでもなく・・。

読書は好きでしたが、ストーリーのあるお話の方がだんぜん好み。

母が「向田邦子さんはかっこいい」と言っていたのを、なんとなく真似したのかもしれません。

しかし、文章で収入を得るのがどれくらい難しいことか、子供にだって分かります。

だけど無理めの夢を語った方が子供らしいじゃないですか。

「エッセイストになりたい」は、作文を乗り切るための、でっち上げの夢でした。

 

30年会社員をやっていたら、時代が変わった

時は流れて、私は中年の会社員に。

社会人になってから30年、いろんなことが変わりましたが、

ここ数年の目立った変化といえば、人々が副業について語るようになったことでしょうか。

 

会社員として安定した収入を得ながら、副業として「やりたいこと」に挑戦する。

そんな情報に接する度、私も何かできないかと考えるようになりました。

そして久しぶりに、エッセイストという「出まかせの夢」を思い出したのです。

 

私の子供時代から見れば、現代は「ドラえもんの世界」です。

昭和時代、タレントになりたかったら、「スター誕生」を勝ち抜くとか、

「夕焼けニャンニャン」のオーディションに合格するしかなかった。

だけど現代なら、スマホ一台あれば、YouTubeで才能を披露することができます。

大学の同級生はラジオアナウンサーを目指して挫折したけど、今ならVoicyで自分のPodcastを作ることもできる。

 

エッセイストも同じですよね。

文章で何かを発信したいなら、はてなのような無料のブログサービスがたくさん揃ってる。

「ブログ書いてみたいかも」、いつしかそう思うようになりました。

 

やりたいことはないけれど「やりたくないこと」を語る情熱ならある

しかし、ここでも夢ややりたいことが無い性格が障害になりました。

ブログの中心となる「書きたいこと」なかなか見つからなかったんです。

 

いくら素人の雑記ブログとはいえ、ブログの柱となるテーマがないと、ブログ名すら決められません。

お料理とか、ミニマリスト、とか、推し、とか。

そういう「好きなこと」があるからこそ、ブログを更新できるんだと思いこんでいました。

 

子供ころから夢がない私には、ブログで伝えたいことも見つからないのね・・

私ってほんとにつまらない女だよ・・

・・と諦めかけたその時、やってきたのが「地震」と「管理職は出社せよ」の命令。

「やってらんない。まじで管理職辞めたい。」

「管理職辞めたい気持ちならいくらでも書ける」

 

そう思って始めたのがこのブログです。

「やりたいこと」は無かったけど「やりたくないこと、辞めたいこと」ならあったんです。

こちらが初めての投稿です。

管理職を辞めたいと思った日 - 管理職辞めたいです日記

 

アドセンス収益が1円でも、私はエッセイスト

ブログを書き始めて、5ヶ月近く経ちました。

収益化するかはしばらく書いてから考えよう、と思っていたところに、

はてなブログさんから「優秀賞」を頂いたので、それに背中を押されました。

独自ドメインを取得して、運良くAdSenseにも合格することができました。

しかし収益は1円とか4円、たまに77円とか。

私のブログのアクセス数では当然ですが、「副業」というには程遠い状態です。

 

そんな中に読んだ、ぴかさんのこちらの記事。

hikarupika.hatenablog.com

 

「収入が1円でもブロガー」とおっしゃる内容に、とっても感銘を受けました。

詳しくは記事を読んでいただきたいですが、ぴかさんの目的のためには、金額の多寡はまったく関係ないのです。

 

だから私もこう思うことにしました。

収益が1円でも、私はエッセイスト。

子供のころ作文に書いた夢が叶いました

と。

 

もちろん、子供の頃イメージしてたエッセイストとはぜんぜん違います。

出版社が私の記事にお金を払っているわけではない。

だけどこの1円は、私が記事を書かなかったら発生しなかった1円です。

だから私は「文章を書いて収益を上げた」と思ってみることにしました。

 

目標を下げて考えたら、いろんな夢が既に叶っているのかも

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子供の頃の夢は大きい方が、成長にはプラスでしょう。

規律を身に付けるまでは、目標に対してストイックな方がいいかもしれません。

しかし大人になったら、目標を下げて考えた方が楽に生きられると気づきました。

「エッセイストとは出版社から原稿をお願いされる人のこと」とこだわってしまったら、夢は一生叶わない。

だけど、ハードルを下げてしまえば、「1円お金が発生したってことは、エッセイストの夢が叶ったわ」と思うこともできます。

自分の夢ですもん、上げるも下げるも、自由にすればいいと思います。

 

プロの料理家やシェフになれなかった人でも、家族や友人にお料理を振る舞うことで、

「料理で人を幸せにする」という夢は叶っていると思います。

目標を下げて今の状況を見直したら、既に叶っている夢があるかもしれません。

 

夢を叶えてくれたのは、ブログを読んでくださる皆さま

ぴかさんも書かれている通り、アドセンスで実際にお金を受け取るには8千円に達しなければいけません。

50代の私にとっては「生きてるうちに受け取れるかな?」の世界ですが、それで構いません。

ブログをやろうと思ったきっかけは副業だけど、お金が欲しくて書いているわけではないのです。

(77円になった日はテンション上がったけど(笑))

 

1円の収益が発生したのは、このブログを覗きにきてくださる皆さまがいるから。

つまり、エッセイストの夢はアクセスしてくださるみなさんに叶えて頂いたんですね。

いつもありがとうございます。

これからも管理職辞めたい気持ちや、セミリタイアへ向けた不安を綴っていきますので、

ジャスミンの行く末を見守ってくださると嬉しいです。

 

●過去記事ーやりたくないことは明確な性格です●

yamekanri.com

 

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