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こちらの記事(↓)に書いた、友人との会話、これには続きがあります。
セミリタイア資金が足りる、足りないという話をしている時に、
私が何気なく、「最悪の事態に備えて、余裕はあった方がいい」と言ったところ
「ジャスミンが考える、最悪の事態って何なの?」と、深掘りされたのです。
う、あらためて聞かれると、すぐには答えられない・・・。
言葉に詰まる私を見て、彼は、「年金の破綻とか?」と答えを促してくれましたが、
実は、「年金や経済の破綻」は、実はそれほど怖くない。
以前、こちらの記事にも書きましたが・・・
「仮に年金が破綻するなら、その時破綻してるのは年金だけじゃないでしょう。
そんな混乱の時代に、人よりちょっとお金があるだけで、安泰でいられるとは思えない」
(中略)
「他の人が困窮する中で、『自分はたっぷりお金があるから無関係。
皆さまは大変ですわね』と、他人事と決め込んで生きることは果たして幸せですか?」
とFPさんからアドバイスされ、深く納得し、心の準備?ができているのです。
では、年金・経済破綻を上回る「最悪の事態」とは何か?
考えた挙句、私は友人にこう答えました。
「・・・やっぱり、いちばん怖いのは、自分の甘さかな」
たとえば月々の生活費。
今は、会社員時代の8割くらいの予算で暮らしているのですが、
66歳で現在から20%減、76歳からは、さらにその20%減と、予算を減らす計画。
これは、70歳くらいの親戚が「歳をとったら、化粧品も洋服も、交際費も、若い頃ほど
必要ないから、そんなにお金かからないわよ」と言っていたことを参考にしています。
だけど、自分は本当にそんなに支出を減らせるんだろうか・・・?
今だって、「これくらいいいよね?」と、だらだらと無駄遣いしているのに・・・。
いつも「物価高が怖い」と書いているけど、物価高はなんだか、諦めがつくのです。
私にはどうにもできないことだもの。
だけど、自分の身の丈に合わない贅沢のせいで、お金が足りなくなるのは、
当たり前だけど、すべて、自己責任。
歳をとっても、金銭感覚を変えられず、お金足りなくなっちゃいました、てへっ、
では済まいないものね。
というわけで。
友人との会話は、この世でいちばん怖いのは、日本・世界経済ではなく、自分自身、
という、ホラーのようなオチになったのでした。
それなのに、さっきまで「シミとクマを取りたい」と、美容整形外科の料金表を見ていた私。
この会話からまだそんなに日が経ってないのに、もう気が緩んでいるとは・・・。
ああ、やっぱり、いちばん怖いのは私自身だ。
反省して、今日はレジュメをアップデートします・・・