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久しぶりに、新型コロナウイルス関連のニュースを目にしました。
● この夏流行?新型コロナウイルスの変異ウイルス「FLiRT」がアメリカで広がっている|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
近頃は、コロナが話題に上ることも少なくなったけれど、
あの突然の「緊急事態宣言」から、もう4年も経ったのですね。
振り返ってみると、コロナのパンデミックが、私の人生を変えたのかもしれない。
今のところ、コロナに罹患したことはないし、
勤めていた会社も、影響を受けにくい業界だったけれども、
それでも、コロナがなければ、会社員を辞めていなかっただろう、と思う。
そういえば、このブログも、初めての投稿(↓)は、
在宅勤務の不公平感に関する記事だったけど、
コロナがなければ、こういう苦しみはなかったわけで。
だけどね。
コロナの影響は、管理職としての業務の負担が増した、ということだけではない。
コロナのせいで、私は強制的に立ち止まり、いままでの常識を疑うことになった。
・・・・あれ・・?
ホントに仕方ないのかな・・?
一度管理職になったら、もう二度と別の働き方はできないのかな?
最初の投稿で、そう書いたことを皮切りに、いろんなことを疑うようになった。
収入って、60歳まで現状維持しなくちゃいけいないのかな?
本当に、60歳まで、働かなくちゃいけないのかな?
私には、会社員しかできないのかな?
緊急事態宣言で、空っぽになったオフィスや繁華街を眺めながら、そんなことを考えた。
最後に勤めていた会社は、2020 東京オリンピックと、少しだけ関わりがあったので、
もしもコロナがなければ、オリンピックの熱狂に浮かれて、
どんなに仕事が辛くても、そのまま流されていたような気がする。
社会活動の停止が、私の思考停止を止めてくれたとは、皮肉なものです。
医療関係者や、飲食店や観光業のように、本当に大打撃に遭った方々にとっては、
私の人生への影響なんて、笑ってしまうくらい小さなものでしょう。
それでもときどき、「もしもコロナがなかったら」と考えてしまう。
お金の心配はしてなかったけど、幸福度は今よりも低かったかな。
それとも、自分が幸福かどうか、考えることすら、しなかったかも?
変異ウイルスは心配ですが、これはこれからもずっと続くのよね。
「もしもコロナがなかったら」なんて言っていないで、変わった自分とともに、
前進していかなくちゃ、ですよね。
● 当時はこんな記事ばかり書いていた ●
村上龍の「五分後の世界」と「ヒュウガ・ウイルス」を思い出した50代