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かつての同僚たちと食事をしていた時のこと。
ある人が、話題にのぼりました。
このマンション高騰のご時世に、M区のセレブエリアに、新築マンションを購入したそう。
M区にマンションを買ったということで、ここではMちゃんとしましょう。
Mちゃんの仕事は、グループアシスタントなので、他の職種よりはお給料が低め。
若く独身だし、副業をガンガンやってる様子もないのに、なぜ?、と話題になっていたのです。
その時、心の中で思いました。
「あ、Mちゃんは、実家がお金持ちだったかも」、と。
彼女から、「実家は地元で、いろんな事業をやっている」と聞いたことがある。
もちろん、実家の支援を受けておらず、独力で購入資金を作ったかもしれませんが、
それはどちらでもよくて。
要は、実家の状況も、(潜在的に)その人の資産や負債の一部だよね、と思ったのです。
みんな、そんな話はあまりしないけど。
ときどき、年代別の貯蓄額は?とか、平均年収は?なんて記事を見ます。
だけどその統計には、実家からの支援や、将来の相続は含まれてないもんね。
反対に、いくら年収が高くても、実家を支援しなければいけない状況の人もいるでしょう。
セミリタイアに必要な資金を調べている時にも、
また、賃貸派 v.s. 購入派の話を聞いていても、同じようなことを思う。
実際に、「ずっと賃貸でいい」と言いながら、実は将来、実家を相続する予定、
という人を何人も知ってるものねぇ。
結局、自分の頭で考えるしかないのよね。
友人の会話や、ニュースやネットの記事や政府の統計、
そういったものに表れない要素、というのは、実家以外にも、無数にあるのだから。
表面的な数字や、話題になるエピソードには、ついつい目が行きがち。
だから、たとえば、こういう記事を読んで、
「50代おひとりさま」の平均貯蓄額ってどれくらい?(あるじゃん(All About マネー)) - Yahoo!ファイナンス
それだけで、フルリタイアを決めたり、お金を使いすぎたりしないように、気をつけます。
あ、Mちゃんの実家のことは、私から話したりはしてませんよ。
● これも、考えなきゃいけない問題の一つ ●
自分の頭を使うといっても、そもそも容量が小さいからなぁ