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12月に入ると「あー、今年が終わっちゃう・・・」と焦るのが常ですが、
今年ばかりは、12月になるのが楽しみだった。
なぜなら、12月から時給が、25%アップするからです。
同じ1時間の稼働でも、12月からは、25%多く稼げるんだ、わーい!
私は「タイマテ」で報酬をもらうフリーランスなので、
正確に言うと、時給ではなく、時間あたり単価、です。
「タイマテ」については、こちらの記事をどうぞ
報酬がアップする理由
報酬がアップするのは、ダメ社員のKさんが辞めるため。
Kさんが辞める経緯は、こちらです。
すでに、有休消化に入りはじめたKさん。
いかにダメ社員といえども、彼がやっていた仕事はあるわけで、
他の社員さんたちは、さらに忙しそう。
そこで、後任を採用するまでの間、Kさんの仕事をやってくれないか?と、
私にご依頼があったのです。
うーん・・・どうしよう?
私はこれでもセミリタイアの身、これ以上忙しくなるのは避けたい。
そして何より、他部署や、アメリカの本社と折衝するのは、社員の役割でしょう、と思ってしまう。
・・・・ん?役割?
そうだ、今の契約に無い、新たな役割を担うなら、報酬を上げてもらえないかしら?
報酬アップ交渉に使ったワザとは
ドキドキしながらも、思い切って、報酬アップについて打診してみたところ、
あっさりOKを頂き、契約書も、すぐに巻き直してもらえました。
こんなに上手く行ったのは、もしかして、前に使った技が、今回も効いたのかも?
名付けて、秘技(?)「既成事実のように言っちゃう」です。
具体的には、こう伝えました。
「今回のご依頼のように、社員の方の役割も必要な場合には、
○○円を頂戴することにしております。」
ポイントは、「しております」というところ。
こうすると、それは既に決まっていることで、
他社も、これくらい支払っているように聞こえるかな、と思って。
私の心の中では、既に決まっていることなので、嘘ではないしー。
最初の単価を決めた時にも、既成事実のように伝えて、上手く行ったので、
今回も同じようにしてみましたよ。
その時の記事が、こちらです。
モヤモヤしながら働くくらいなら、交渉してみる
秘技「既成事実のように言っちゃう」が効いたのか、それは分からないけど、
思い切って、お伝えしてよかったです。
もしも、私がモジモジして、報酬アップを言い出せずに、なし崩し的に、Kさん分の仕事が増えていたら?
きっと、「なんで私が、社員の分まで?」と、不満を抱えることになっていたと思う。
Kさんが辞めたら、社員が空席の期間は、彼のお給料分の費用が浮きます。
私の報酬の25%なんて、彼のお給料に比べたら、全然少ないもの。
クライアント先にしても、経験者であり(会社員時代に、同じような仕事をしてた)、
すでに先方企業の業務を把握している私がやれば、低いコストで、空席の補填ができる、そう判断されたんだろうな。
私は、Kさん仕事分の報酬が上がれば、納得して、気持ちよく、仕事を続けられる。
つまり、Win-Winだったから、交渉がすぐにまとまったんでしょうね。
フリーランスの賃上げは、自分でやるしかない
現政権も、経済界の方も、「賃上げ」を国民にアピールしていますが、
その効果がすぐに現れるのは、大企業やホワイト企業にお勤めの方だけでしょう。
私のような、一人ぼっちの初心者フリーランスは、賃上げを自分で頑張って、
物価上昇に対抗するしかないわよね。
それに、この契約が切れたら、また無収入になっちゃうんだから、
(掛け持ちをしてないので)、稼げるうちに稼いでおかなきゃ、という危機感もある。
こんな風に、フリーランスの収入は不安定だけど、自分の動き次第で、
急に収入がアップしたりする面白さはありますね。
たとえば、この記事のように↓、短時間で効率よく、稼げたりとか。
そんなわけで。
12月からは、やる気も25%アップで働く、現金なジャスミンであります。
世界が終わるわけではないのに、今年が終わるってだけで怖いのはなぜ?