立て続けに、元・部下から、ご飯のお誘いを受けました。
そして、そのどちらもから、「ジャスミンさん、会社に戻って来てください!
◯◯さん(私の後任の人)とはやっていけない!」と言われた。
他部署の元・同僚からは、後任さんは上手くやってると聞いてるが・・
「ありがとう。そう言ってもらえて嬉しい」と答えたものの、
もちろん「戻ってきて」を、真に受けたりはしません。
だって、思い出は美化されるから。
「昔は良かった」と思うのと同じで、
「ジャスミンさんは良かった」と、私が、「古きよき時代」になっただけ。
さらには、後任さんは着任して約半年、
ちょうど嫌なところが目につき始める時期でもあるのでしょう。
ひとしきり後任さんの愚痴を言ったら、二人とも、スッキリした顔で帰っていきました。
私も現役時代は、さんざん、愚痴ネタにされたんだろうなぁ。
遠い昔ですが、当時の部下に、Twitterに不満を書かれたこともあるし・・・。
(ご丁寧に、教えてくれた人がありました)
管理職になりたての頃は、部下全員から好かれようと、オドオドしてたけど、
そのうち気にならなくなりました。
だって、上司ってそういうものだから。
飲み会で愚痴られてナンボ。
「上司という存在は、消費されるための、部下専用コンテンツだ」
いつからか、そう割り切るようになりました。
他にも、それを再確認する出来事があった。
それは、何社か前の同僚たちと、飲み会をした時のこと。
(この記事の時です)
▷ 4人で集まったら、1人しか働いてなかったーFIREブームとの共通点は?
みんなの「プチ早期退職」についても語り合ったけど、
昔のビッグボス(アメリカ本社の偉い人)の話でも、大いに盛り上がった。
全員、いい大人(3人はアラ還)なのに、みんな、既にあの会社を辞めてるのに、
それでもまだ、当時の「上司」の愚痴で笑ってるのは、
まだ恨んでる、とかそういうことでは無くて、
昔を思い出させてくれる、かっこうのネタだから。
上司ネタは、カラオケで、みんなで盛り上がれる「鉄板ソング」なんだなぁ、と思ったのです。
っていうかね、そうやって、愚痴を言う側の時はいいんだけど・・・
不満を言われる上司側の立場になったら、
「上司って、飲み会で部下に消費されるコンテンツだよね」
とでも思わないと、ハートがもたないです。
私への不満がTwitterに書かれてる、と聞いた時は、もちろん傷ついて動揺しました。
自分の非は認めつつも、反論したいことは山ほどあったけど・・・。
落ち着いたら、上司が不満を言われるのは、「構造上」仕方ないと理解できた。
だって、指示を出したり、人事評価したりするのは、上司側だもんね。
(私が100%、クソ上司だった可能性も大ですが)
加えて、外資だと、クビに(退職勧奨)できたりもするしね。
・・・だからね、
元部下たちから、急に慕われるようになったのも、同じく構造上の問題。
人事評価する立場じゃなくなったからってだけで、私が真に良き上司だったからではない。
現役の時より、元部下たちと仲良くなれたのも、セミリタイアの特権かな。
後任さんは、新しい仕事、新しい部下を抱えて、本当に大変だと思う。
頑張ってほしいです。
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