10月末期限の、住民税を、お支払いしました。
無収入の身には、つらい金額です。
今の住民税は、昨年の所得に基づいてるからね・・。
去年は、外資系IT企業で管理職として、フルタイムで働いていたので、
それなりに高い住民税になるのは仕方ない・・・。
それだけじゃなくてね。
無収入になってから、公共サービスがいかにありたいか、実感として分かるようになりました。
税金って、みんなでお金を出し合って、文化や健康を買ってるようなものなのね。
住民税は、全国どこでもほぼ一律、所得の10%
そもそも、住民税の「税率」は、全国一律10%だそうです。
税金のなかで地域差がある住民税。計算方法や高い地域をチェック | ファイナンシャルフィールド
住民税は地域差があるの?
原則として、住民税は標準税率が地方税法によって定められているため、地域差はありません。しかし、条例によって自治体の裁量で変更できるため地域差が発生する場合があります。
この「地域差」も、令和4年現在は、年500〜1000円程度らしいです。
だから、全国どこに住んでも、住民税の負担は、ほぼ同じなのね。
これはきっと、常識なんだろうな。
恥ずかしながら、私は、管理職からの脱出を意識するまで、
税金や社会保険について、何も分かっていませんでした。
図書館でも、作家・出版社に恩返しできると思う理由
セミリタイアしてから、図書館派になりました。
退職前は、作家さんへのお礼の意味で、本は必ず購入してたけど、
無収入になってからは、そうも言っていられません。
最初のうちは、「作家さん、ごめんなさい」と、罪悪感を感じていたんだけど、
通ううちに、図書館利用でも、作家さんや出版社さんへの貢献になるかも、と思うようになった。
なぜなら、図書館は、大衆に人気が出ないような、難しい本も購入するから。
もし、図書館が存在せず、本の流通が完全に市場だけになったら、
学術系の出版社さんとか、潰れてしまうかも?
だから、図書館の利用が増えて、自治体が幅広い蔵書を購入するようになれば、
それはそれで、出版業界の支援になると思うのですが、どうでしょう?
そのために、私の税金が使われるなら、嬉しいと思います。
税金で、間接的に、たくさんの本を買ってるのと同じだから。
みんなで、文化と健康に、お金を出し合っている
そういう気持ちで、街を眺めてみれば・・・。
公共の文化施設って、思ってた以上にたくさんあるんですね。
コンサートホール、運動場、プール、公園、などなど。
最近見つけた、お気に入りの場所も、公立の美術館です。
(あ、そこに行くまでの交通機関も、"都営"の地下鉄だわ)
大昔は、特権階級が独占していた芸術を、普通の市民が、お手頃な価格で、いつでも利用できる・・・
なんという贅沢だ〜!
税金で、間接的にたくさんの本を購入してる、と考えるのと同じように、
多くの人が文化を享受できるよう、お金を出し合うのが、税金なんですね。
無職になって初めて「税金」と向き合った
学生の税金作文コンクールのような、「おりこうさん」な内容になりましたが(笑)、
これは、無収入になった私の本音です。
他にも、区の無料の健康診断も、非常にありがたいなぁ、と思うし、
道路も平らでキレイだし、ゴミも落ちてないしね。
もちろん、老人福祉、子育て、など支援が足らない分野はたくさんあると思います。
それに、残念ながら無駄遣いされてる税金も、あるんだろうけど。
それでもなお、税金が無ければ、この社会は成り立たないだろうと思います。
・・・なーんて偉そうに書いていますが。
つい最近まで、住民税が全国一律10%なことも知らなかったし、
住民税の金額を、退職前に見積もりミスをしてたような人間です。
▷ 【ショック】修繕積立金が大幅値上げ、住民税も想定より増!
「管理職もこの会社も無理、無理、無理、無理〜!」って追い詰められるまで、
税金にも、自分の支出にも、ちゃんと目を向けていなかった。
▷ 「特別きどり」だった自分が恥ずかしいーお金と向き合うことは自分を知ること
私は鈍いので、窮地に立ってようやく、頭が回り始めるのかもしれません・・。
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