管理職を辞めた後はどんな働き方をしようか、ずっと考えています。
なんてったって人生のプチリセット。
今回の転職は、キャリアと年収アップに必死にならなくていいんだ。
まず最初に思い浮かんだのは、派遣という働き方です。
正社員よりは年齢の障害が小さそうだし、ITや英語のような得意分野で仕事が探せそうだし。
それに、疲弊した管理職には魅力的に見えるところがあるんです。
- 深夜や休日に働くことを「暗に」求められなさそう
- 事業失敗の責任を押し付けられなさそう
これ両方とも、私が管理職を辞めたい理由です。
疲れた管理職が派遣に感じる魅力
まず1の”深夜や休日に働くことを「暗に」求められない”について。
ここのポイントは「暗に」です。
深夜や休日のシフトで頑張ってる派遣の方はたくさんいらっしゃると思います。
でもそれは契約やシフトで取り決めた勤務時間ですよね?
暗に、じゃないよね?(違うのかな?)
管理職のみなさん、いや、管理職でなくても。
帰宅後や休日に仕事をするのが「暗黙の了解」になってませんか?
嫌なのはこの「暗黙の了解」ってところ。
勤務時間外でも当たり前のように仕事が振られて、対応しないとサボってるって言われるのに疲れたよ・・。
ITの会社で働いてるけど、いつでもどこでも仕事できるようになったIT化が恨めしいです。
決められた時間精いっぱい働いたらあとは休息。
そんな生活がしたいだけなんだけど・・
甘いかなぁ。
2の”事業失敗の責任を押し付けられない”はいつも書いてるとおりです。
50代、60代でも、派遣の仕事があるらしい!?
とはいえ・・・本当に50代でも派遣の仕事をさせてもらえるのか?
そこで実際に派遣として働いている友達に2人に聞いてみました。
まずは一人目、専業主婦をしながらときどき事務の派遣で働いてる友達です。
彼女によると、50代どころかなんなら60代でも仕事(事務職)はある、とのこと。
もちろん若い人に比べればぐっーと少ないでしょうが、希望を持てる話です。
だって私が若かったころ(約20年前)は「30歳過ぎた女性は派遣に登録できない」と言われんですよ。
それを思うと、隔世の感があります。
もちろん、いつまでも、そして私に仕事があるかはやってみないとわからないけど、
それは正社員も一緒だよね。
派遣なのに管理職!?
もう一人は40代半ばの友人で、この人は男性なんです。
これだけでも私には新鮮。
上に書いたように、かつては派遣といえば「若い女性」だけでしたから。
さらに、この方はもともとデザイナーというクリエイティブ職だったのですよ。
何か思うところがあったそうで、周囲もびっくりのキャリアチェンジ、未経験なのに事務の派遣に登録しました。
そしたら、プロジェクトマネジメントの経験を買われて、「中間管理職の派遣」をしてるんだって。
管理職なのに非正規の人材を!?と驚いて詳しく聞くと、お金以外のプロマネだけをやってるそう。
進行管理や人のアサインだけやってるんだって。
「事業の損益うんぬんって言われないからストレス無いよ」と言ってました。
そしてやはり、50代、60代に見える女性もいる、とのこと。
おー、これまた希望が持てる。
派遣のデメリットといえば不安定さ、収入が上がらないことでしょうか。
お金の面は生活を切り詰めるなどして、どうにするしかありません。
派遣はキャリアップが望めないことも問題ですが、実力競争に疲れ切った私にはそれもOKかも・・
昔に比べると派遣もずいぶん変わったんだな。
お金とキャリアアップを望まなくなった中年にはアリの選択かも?
甘いかなぁ・・。甘いんだろうなぁ・・。
現実は全然ちがったら申し訳ありません。
管理職を辞めた過ぎて、頭がお花畑になってます。
管理職を辞めた後どうする?の模索は続きます。
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