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前回に続き、派遣先での出来事を。
ある日出社すると、若手社員のAさんから、メールが届いていました。
発信時刻は、前日の夜遅く。
「いま、Bさん、Cさんと飲んでるんですが、
今度ジャスミンさんとも飲みたいね、って話になったんで、次回は参加してください」
とのこと。
BさんとCさんも、Aさんと同年代で、下手したら30才くらい年下です。
若い方から誘ってもらえるのは光栄ですが、なんでまた急に?
・・・と不思議に思っていたところ、社内でAさんに遭遇。
Aさんは「昨日の飲み会で、『○○部の新しいマネージャー、やばいよね』
っていう話になったんですよ。」と、話を切り出しました。
○○部の新しいマネージャーは、私の「ヘン・上司」のことです。
▷ 参考記事:新上司と初日から険悪ーだけど私に批判する資格無し
Aさんによると、「ヘン・上司」は、そこらじゅうで失礼発言を繰り返し、
ある日などは、「それ絶対、人として言っちゃダメ!」という言葉を発して、
皆を凍らせたらしい。
これは、コンプラ上問題がありすぎるということで、人事が乗り出す事態になってるそう。
(ははぁ、だから私が人事に呼ばれたのかも・・・)
▷ 参考記事:人事に呼ばれたー切られるか?契約更新か?
近ごろは、社員さんたちがランチや飲み会で集まると、「ヘン・上司」で持ちきりだそう。
Aさんたちの集まりでも、やっぱり「ヘン・上司」の話題になり、
「ジャスミンさんて、よくあんなヤバい人と普通に働けてるよな。
ジャスミンさんて、すごくね?」と、私が注目されることになったらしい。
なるほど、若い人たちが誘ってくれたのは、変人上司のおかげなのか、と
思わず笑いそうになりました。
「ジャスミンさんって、人間ができてますよね」と褒めてくださるAさんへ、
「違いますよ。私が派遣のおばさんだからですよ。」と答えた。
これは、ただの謙遜ではなく、真実なんです。
だって、私は派遣のおばさんだから・・・
- 「ヘン・上司」と毎日顔を合わすわけではない
- 「ヘン・上司」が、私の人事考課をするわけではない
- 契約は3ヶ月更新、どうせ長くは居ない
- 本物のトラブルになれば、派遣会社という第三者に訴えられる
- 長い外資系の経歴で、ここまでの変人は、いずれクビになると知っている
- 長い人生で、さんざん変人を見てきた。
一つめ、二つめが、特に大きいかな。
もしも私が若い正社員で、これからずっと、毎日、「ヘン・上司」と働くと考えたら、
それだけで気が狂いそうだもの。
週2、3日の勤務、しかも自分は部外者だと思うから、やってられるんです。
Aさんたち若手は、本当に私に興味があるわけではないので、
実際に飲みに行くことはないでしょう。
だけど、たとえ一瞬でも、話を聞いてみたい、と思ってもらえたのは光栄だわ。
「ヘン・上司」さんに感謝しなくちゃね。
●みんないい人達だけど、派遣先の社員さん達とは、距離を置いてます●
悲しいけど、変わった人がいると、他の人の団結が強まるよね