コロナもあって、しばらく行ってないけど、かつてはカラオケに行ったら、
必ず「夜空ノムコウ」を歌ってました
そして毎回、「あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ」のところで、ウルッときてた。
あのころの未来に、私は立っているのかなぁ・・・?
立ってないから、泣きたくなるだろうか?
でも、そもそも「あのころの未来」ってどんなだっけ?
この曲がヒットした当時、私は20代後半でした。
そろそろ人生をちゃんと考えなきゃいけない年齢だったけど、実際は何も考えてなかった。
最初の会社を辞めて、英語もできないくせに外資に転職したばかりの頃だったかな。
当時は、「未来=今より歳をとってる」くらいにしか考えてなかった気がするけど、
ただ、20、30年後には、さすがに結婚していて、子供もいて、それなりな仕事をして・・・
「いわゆるちゃんとした大人」になれるような気がしてた。
・・・ということは、「あのころの未来」に、私は立ってないよね。
だって、結局独身で、一生懸命働いてるのに、わずかしかお金が入ってこない仕事をしてるんだから。
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今週のお題「おとなになったら」。
おとなになったら、もっと地に足のついた暮らしをしてると思ったのに、
こんなフラフラした大人になるなんて、自分でもびっくりだよ。
「全ては思うほど うまくはいかないみたいだ」っていう歌詞の通りだわ。
・・・ところがね、不思議なんだけど、
予想外のがっかりな未来なのに、ちょっとだけ幸せかも。
なんでかな。
もしかして、人生の道に迷って、あのころの未来とは別の未来に来ちゃったけれど、
その迷った道に、何も無かったわけじゃない、ということなのかな?
例えば、
フリーランスとして独立を目指そうと思える職業経験とか、
ついに結婚できなかったけど、話を聞いてくれる友達とか、
迷い道で、そういうものに出会えた。
あと、ウロウロする間に、こんな私でもいいや、って、自己受容できたことは大きいかも。
つまり、がっかりな未来なのに、ちょっとだけ幸せなのは、
「あのころ」、つまり20代の頃よりも、自分のことがちょっと好きになったからかもしれません。
思い描いていたようなおとなにはなれなかったけど、
途中の道で、ちょっと良いもの拾って、ちょっと自分と仲良くなれました。
・・・久しぶりにカラオケ行きたいなー。
●年を取るもの悪くないです●
自分に甘いだけかなー(笑)