昨日は仕事を休みにして、趣味のサークルに参加しました。
私以外はみんな会社員なのに、なぜか平日の昼間に開催されています。
▷ 会社員が平日に参加できる理由は、こちらの記事で。
このサークルが、とっても楽しいのです。
これまでは、単に、私が寂しいから、人に会うだけでうれしいのかな、と思ってました。
私は一人暮らしな上に、在宅フリーランスになっちゃったから、人と話す機会は貴重だもんね。
しかし昨日、この会が楽しいのは、それだけじゃないと分かりました。
その理由は「みんなが、私の近況を『ちゃんと』尋ねてくれるから」。
近況を聞いてくれるなんて、一見、当たり前。
実際、他の集まりでも、「ジャスミン元気?最近どう?」って、みんな聞いてくれます。
だけど、多くの場合は、そのひと言めでおしまいです。
たとえば私が、「フリーランスの仕事が、思ったようにはいかない」って、話したら、
多くの場合、「へー、そうなんだ。俺/私はさぁ・・・」と、そこからは相手の話になる。
私もすぐやっちゃいます(反省)。
ところが、今参加してる趣味のサークルでは、なぜか皆さん、ちゃんと興味を持って聞いてくれるのです。
先ほどの例で言えば、
「うまくいかないって、どういうところが難しいの?」
「その報酬の決まり方って、業界では一般的なの?」
という具合に、「俺/私はさぁ・・・」が出てこずに、
私の話を深掘りして聞いてくれます。
もちろん、それは私に対してだけじゃなくて、みんなが、誰に対してもちゃんと話を聞いてる。
そのおかげで、私も自然と、そのサークルでは傾聴ができるようになった。
これが、とっても心地よいです。
自分の話を聞いてもらえるのはもちろんうれしいし、他人の話だって、
じっくり聞いてみれば、とても面白くて、いろんな示唆に富んでます。
私は今まで、自分の話ばかりして、人の話を聞かず、ずいぶん損してたんだなぁ・・
って思いました。
皆が傾聴し合うというのが、サークルのカルチャーなんですね。
初めて参加した時から、「このサークルは、皆さんとっても素敵!」
とおばさんのお目目をキラキラさせていたけど、それは見た目ではなく、
「私はあなたの話を聴きますよ」という、オープンな態度のせいだったんだんだ。
あぁ、これを若いころ知っていたら!
もっとモテて、私も結婚できてたかも(笑)。
・・・いや、今からでも遅くないですね。
モテなくてもいいから、よき友人になれるよう、もっと人の話を聴くようにします。
●過去にこんな記事も書いてました。私はよほど、話を聞いてもらいたいらしい●
この歳で新しい友達ができたのはうれしい