今月から始めた、フリーランス見習い。
別のフリーランスの方から、少しずつ仕事を分けていただく形です。
▷ 参考記事:今日から社会復帰ー個人の努力じゃ、どうにもならないこともあるよね
最初はお仕事が無かったけど、だんだんと、アサインしてもらえるようになりました。
ところが!
戸惑うことや、ついていかれないことばかりで、凹んでます。
今日はそのうち、コミュニケーションについて書いてみます。
- たくさんのフリーランサー、タスクごとに違うメンバー
- Slackにはしゃいでいたのは最初だけ
- 「To / c.c.」の、メール感覚ではダメらしい
- 情報共有が多すぎて、脳のメモリがパンク
- 出社・対面のありがたさを知る
たくさんのフリーランサー、タスクごとに違うメンバー
「先輩フリーランスから、仕事を分けてもらえる」
そう聞いた時には、その方と一対一でお仕事するのかと、思っていました。
ところが実際は、私のようなフリーランスが、他にもたくさんいまして、
人数も想像以上に多かった。
私が契約している相手は、クライアントから仕事をもらってくる、いわば元請。
元請なので「元(げん)さん」と呼ぶことにします。
元さんと一緒に仕事をしてる人が、想像以上にいっぱいいた。
元さんは、もらってきた仕事ごとに、できそうな人を見つけて、仕事を振っていき、
私は、振られた仕事ごとに、毎回違うメンバーと作業を進める。
元さんに雇用されてる人はいなくて、全員がフリーランスです。
副業で、朝晩とか、土日だけ、元さんと仕事をしてる人も多いみたい。
Slackにはしゃいでいたのは最初だけ
で、このゆるいチームを繋いでいるのが、Slackです。
これまでの会社勤めで使っていたのは、主にメールです。
もちろん、Messengeのようなチャットツールや、Teamsのビデオ会議、
普通の対面の会話や、電話も普通に使ってましたが、やっぱりメインはメールかな。
ところが、今のフリーランスチームは、メールは全く使わず、何もかもがSlackで伝えられる。
会話だけじゃなくて、契約書とか、マニュアルなど、必要な書類の場所も全部Slackに共有。
なるほど。
こういう仕組みがあるから、会ったこともない、どこで作業してるかも
知らない人たちと、共同で働けるのね。
Slackで知らない人と仕事かー、なんかフリーランスっぽいー!
・・・と、おばさんがはしゃいでいたのは最初だけ。
いまは、このSlackに、とっても苦戦してます・・・。
Slackの使い方自体はね、一応大丈夫で、そちらはすぐに覚えられました。
問題は、Slackを使った、仕事の進め方です。
「To / c.c.」の、メール感覚ではダメらしい
まず困っているのが、「Slackメンション多すぎ」問題。
Slackは、プロジェクト、話題、チーム、など、特定のトピックにごとに、
話題の共有場所が分かれてて、そこに、メンション(自分宛を示すもの)が付いて飛んでくる。
実際に使ってみるまでは、「自分宛と分かるなら、メールと同じでは?」なーんて
思ってたけど、甘かった!
自分宛を表すものが、私の個人名だけではない。
@hereとか、@channelとか、@XXX(グループ名)など、
自分が含まれるメンションが、他にもいっぱいあって、通知がビュンビュン飛んでくる。
もちろん、無関係なチャネルは、通知を受け取らないようにしてます。
それでも、一日中、通知の「カカカ」って音が、鳴りっぱなしで、
おばさんの動体視力では、デスクトップ通知を追いきれない。
メンションだけを見る場所があるんだけど、そこにも、自分宛以外がいっぱい。
仕方ないので、@hereとか、@channelとか、@XXX(グループ名)みたいなものは、
後回しか、なんなら、全部は読まないことにしました。
メール使ってた時も、c.c.は流してたもんね〜。
・・・ところが、やっぱりそれじゃダメなんですよ。
何か質問すると、「◯◯は @channelで全員に共有されてましたよ」と、
(優しく)言われてしまう。
そうかー大切なものは個人宛、そうでないものは重要度が低い、ではないのか。
「メールのToとc.c.の感覚」でいては、ダメなんだね・・・。
情報共有が多すぎて、脳のメモリがパンク
それでもね、やっぱり、自分宛のメンションや、未読のスレッド通知の中には、
自分に無関係なものも多いんですよ。
そういうのは、@here とかで流さないでほしいな、なんて思っちゃうんだけど、
「とりあえず共有しておく」というカルチャーみたいで、情報共有の量が半端ないです。
私はまだ慣れてないので、重要度の判別が、瞬時にできません。
すべてのメンションを読んでいると、それだけで一日終わってしまうし、
目を通したところで、全部は覚えていられない。
知らない者同士が、会わずに仕事を進めるとなると、こうするしかないのかな?
だけど、私の脳の方が、著しくメモリ不足です・・・。
出社・対面のありがたさを知る
あとねぇ、仕事を覚えるのも、全部Slackです。
まだ右も左も分からない私が、いきなり進行中の案件に投入されるわけだけど、
過去の経緯などを聞こうとすると、「全部、Slackのこのスレッドにあるんで」と、
(優しく)言われる。
こういう時、確かにSlackは便利です。
もしこれがメールだったら、関連する過去のやりとりは、誰かが私のアドレスに
全部転送する必要がある。
だけどSlackだったら、そのチャンネルに、私を招待するだけですから。
だけどだけど、膨大なテキストから情報を把握するのは、かなり難しいです。
あぁ、
これが普通の会社なら、上司や職場の先輩から、対面で教えてもらるのに・・。
フリーランスを選んだ理由の一つが、完全リモートで働けることでした。
にもかかわらず、出社して、対面で仕事を学べるありがたさを、早くも痛感しております。
▷ 関連記事:収入が低くて不安定でも、フリーランスを選んだ理由
・・・これがフリーランスの世界なのか・・・。
Slackを辿って、早くみんなに追いつきたいけど、いちいち時間がかかります。
今はみんな優しいけど、若い人たちは、内心、私にイライラしてるんじゃないか?
そう思うと余計に焦ってしまうし、さらに悲しいことに、
業務委託契約なので、私がモタモタしてる間は、一銭にもなりません。
こんなに要領が悪いのは、私がもう50代だから?
それともただ、私がバカなだけ?
・・・・Slack先輩に向かって、ひとり語りかけるジャスミンでした・・。
●これが雇用(月給)なら、Slackと格闘中も給与が払われるのに●
50の手習い、苦戦中