所得税の還付が、入金しました〜!イェイ!
今年の確定申告は、「間違ってます」って、税務署からお尋ねがくるかも・・・
と、ドキドキしていました。
しかし、特段のお尋ねはなく、無事に支払われて、ホッとした。
本当に間違ってたら、後日、お問い合わせが来るかもだけど、まずは一安心。
なぜそんなに、、間違っているかも?と不安だったかというと、
還付金額が、想定よりも、かなり多かったからです。
還付額は、会社員時代の年末調整と同じか、もしくはそれ以下だろうと、思ってました。
源泉徴収されたのは、退職前の6ヶ月分だけだからね。
ところが、確定申告書に記入してみたら、それより多かった。
いやもちろん、たくさん還付される方が嬉しいんだけども、
「何か間違ってるのでは?」と、逆に心配になったのでした。
でもね、何回も何回も見直したので、正しく申告できてるハズ(多分)。
還付が多くなったのは、おそらく、次のことが理由と思われます。
社会保険料控除が、思ったより多かった
還付金が想定より多かった理由、まずはこれです。
社会保険料控除が、思ったよりも、多かった。
多かった、ではなく、社会保険料を、「少し先取り」で控除できた、と言うべきかな。
私は退職後、健康保険は、それまでの健保の任意継続とし、
年金は、国民年金に加入しました。
どちらも「2022年に、翌年(2023年)の3月分まで」納付済みです。
社会保険料は、実際に支払った年に、控除できるので、
2022年の収入から、翌年1〜3月分を、先取りで控除できたことになります。
つまり、その3ヶ月分、課税される所得を少なくできた、というわけです。
控除できる金額は、その年に実際に支払った金額または給与や公的年金から差し引かれた金額の全額です。
会社員の社会保険料は、毎月、給与から天引きですから、
こういう先払いみたいなことは、あまり起こらないもんね。
裏を返せば、今年控除できる金額が、3ヶ月分少なくなった、ということだけど、
今年は、国民年金を2年分、前払するし・・・
関連記事 ▷ 国民年金の口座振替に失敗!ーネット銀行、都銀、それぞれの壁
そもそも、いま無職なので、今年は課税すべき所得が無い可能性もある。
税金のことを考えて、社会保険料を前払いしたわけではありませんが、
収入が多い年に、納付しておいたのは、結果的によかったのかも?
所得税率が大きく下がった
とはいえ!
3ヶ月分の控除前払いは、メインの理由ではありません。
税金の還付が多くなった、最大の理由は、所得税率が大きく下がったから!
これに尽きます。
昨年の6月までの源泉徴収は、お給料が高めだった時の基準で、ガバッと引かれてた。
これはいわば、税金の仮払いみたいなものですね。
それが、年が明けて、2022年の所得が確定してみたら(まさに「確定」申告)、
昨年の私は、以前ほど、税率が高い所得ではないことが分かった。
だから、6月までに仮払いした税金が、戻ってきた。
・・・ということのようです。
まぁ、当然と言えば、当然なのかも?
6月で退職して、収入が半分になったんだもんね。
しかし、意識低い系会社員だった私は、
退職するまで、税金のことを、きちんと考えたことがなく、
税率にまで、考えが及んでいませんでした。
ご自分の所得税率、言えますか?
だけどみなさん、自分の所得税率って、何も見ないで言えます!?
・・・って、皆さんはちゃんと、ご自身の税率を、理解してるのかも・・・。
去年までの私のように、自分の所得税率????という人のために、
現在の税率表を貼っておきますね。
この「課税される所得金額」っていうのは、給与明細の額面でなく、
社会保険料や、生命保険、基礎控除後の金額であることに、ご注意くださいね!
・・・いや、それも、皆さんはご存知なのかも・・・。
これが最後の税金還付!?
もう10年以上、毎年、確定申告をしてきました。
(主に、慈善団体への寄付の控除のため)
それなのに、基本的な税金の知識もなかったなんて、お恥ずかしい話ではありますが、
今回、「間違ってるかも!」と怯えたおかげで、
税金の計算根拠を、一つ一つ確認したので、すごく勉強になりました。
ただね、せっかく学んだけど、この知識が使えるのは、今回が最後かもしれない。
だって、今後、ずっと無職だったら、課税すべき所得が無い、
所得が無いから、何にも引けない、つまり、何も控除できないもんね。
そっか・・・。
お給料をもらい、そこから源泉徴収されてたからこその、還付申告ができてたのか。
私は源泉徴収されるような、投資の分配金とかも無いし。
これが所得税が還付されるのは、これが最後かも・・・。
そう思うと、自分は引退したんだなぁ、という実感が、強まります。
● 確定申告の関連記事 1●
● 確定申告の関連記事 2●
画像は紙の申告書だけど、今年もeTaxで提出した50代