今日は、ちょっと良いことがありました。
散歩中に、誰もいない公園を見つけたのです。
こんなに明るくて、広々してるのに、人がいないのはどうしてだろう?
道路からは、ちょっと見えづらいからかな?
とにかく、良い場所を見つけたよ。
今日はここで過ごそう!
と、いったん帰宅して、支度をしました。
持ち物は・・・
- 温かいお茶
- カゴにあったみかん
- 図書館で借りた本
- 小さい座布団(公園のベンチは、冷えますから)
これで、一円も使わずに、過ごすことができます。
だいぶ、無職が板についてきたねぇ。
戻っても、公園は誰もいないまま。
道路からは死角になってるから、みかんを食べていても、恥ずかしくありません。
・・・うん・・・そうだよね。
児童公園で、みかんを食べてるおばさんは、やっぱり恥ずかしいよね。
普通にお金が使える大人なら、カフェで読書をするもんね・・・。
高所得の元・同僚たちが、この節約生活を知ったら、なんて言うだろう?
年収が数百万円増えても、「誤差」とか、「手取りにしたら変わらない」
なんて言っちゃうあの人たちが、今の私を見たら?
彼らは、誤解してるのですよ。
「なんだかんだ言って、ジャスミンはちゃんと資産運用をして、FIREしたんだろう」って思ってるみたい。
残念ながら、私は、それほど余裕のあるリタイアじゃないのよねぇ・・。
心置きなくカフェに入りたいなら、そろそろ働かなきゃだけど、
こないだ、不採用になっちゃったしなぁ。
元・同僚たちが、今の私の姿を見たら、ようやく誤解が解けるかも。
そして、「ジャスミン、何やってるの?
カフェに入りなよ、Kindleで本を買いなよ。
そんなお金すら無いなら、会社に戻って来なよ」って言うかも。
そんなことを考えていたら、すっかり日が傾いていました。
夕暮れの空を見上げると、東の空には、月が昇ってた。
淡い色の半月を見上げて、思った。
誰が何と言おうと、私はいま、幸せだ。
なんてったって、明日の仕事がちらつかない日曜日を、手に入れたんだもん。
もう、休みの日に、急な資料作成依頼が来たりしないもん。
この記事に書いたようにね、
定年まではお金を増やし続ける、っていう社会システムから、私は下りたのです。
このまま働けば通帳の残高は増えるかもしれないけど、その代わり深夜も土日にも催促される生活は、もう無理。
そうして身を削って目標を達成したのに「来年も2桁成長ね」とか言われるの、もう無理。
価値観や適性は、人それぞれ。
バリバリ働いて、バリバリお金を稼ぐ、元・同僚たちも、かっこいいと思う。
だけど、ベンチに百均の座布団を敷いて、みかんを食べてる私もまた、清々しい・・
・・・よね?
いや、ただのおばあちゃんかな(笑)?
でも、おばあちゃんでもいいや。
私だけの公園と、私だけの幸せを見つけて、ハッピーな日曜日だったんだから。
●後日談〜元・同僚たちは、今の私を応援してくれました●
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