土曜日、カフェで注文をしていた時のことです。
ウッディーなカウンターの一部が、なんかキラリと光ってる・・?
よく見たら、クレジットカードでした。
「このクレジットカード、ここにあったんだけど、どなたかが起き忘れたんじゃないですか?」と店員さんに伝えたところ、
「ありがとうございます!気づいて取りに来られるかもしれないので、
お店で預かります」とおっしゃるので、そのままお渡ししました。
良い人に見えたし、それに、そのクレジットカードはナンバーレスだったのです。
(両面ナンバーレスかまでは確認してないけど)。
ナンバーレスカードは、悪用される可能性が低いので、こういう時に安心ですね。
だけど、ナンバーレスカードには、意外なデメリットもあるな、と思った
というのも、カフェのカウンターの色ははウッディーな深い茶色で、
置き忘れられていたナンバーレスのクレカは、ブラックか濃いグレーだったので
カードとカウンターが保護色で一体化してた。
券面にデザインのない、シックでかっこいいナンバーレスカードだからこそ、
置き忘れに気付かったのかな?
なんて思いました。
まぁ、同じナンバーレスでも、金や銀だったら目立ちますもんね。
そうすれば、ご本人も店員さんもすぐ気づいたと思うので、
このデメリットは、ナンバーレスが原因というわけでもないか。
でね、この週末は、ちょっと不思議な週末で。
その翌日にも、再びクレカを拾ったのです。
2回目に拾った場所は、スーパーマーケット近くの路上。
その時も、「ん?なんか光ってる?」と思ったら、またまたクレジットカードでした。
しかしそちらは、ナンバーレスではなく、そのスーパーのブランド。
キラキラの銀色でした。
きっと、スーパーにお買い物に行く時に、落としてしまったのでしょうね。
すぐに、交番に届けました。
2回目に拾ったカードは、ナンバーレスではないから、カード番号も、名義人名も普通に記載されていた。
私はもちろん、ジロジロ見ずに、交番へ直行したけど、
裏面のセキュリティコードだって、見ようとすれば見えたでしょう。
もしも悪意を持った人に拾われてしまったら、悪用される可能性もあったわけで・・。
うっかり起き忘れる、落としてしまう、という事態は、どんなカードでも同じ。
だったら、悪用される可能性の少ないナンバーレスのメリットは、
「カフェのカウンターと一体化して目立たない」なんていうマイナーなデメリットを、はるかに上回る・・・
そう感じる出来事でした。
そうそう、交番に届けた時にね、「落とし主が現れた時に、謝礼を請求しますか?」と聞かれました。
そんなつもりは無かったので、「いえ、結構です。そういう権利があっても、放棄します」と答えたのですが、
こちらの警視庁のホームページには、こう書いてありました。
① 遺失者に報労金を請求する権利
遺失者が判明した場合、落とし物の価値の5%から20%の間で遺失者からお礼を受けることができます。ただし、駅、デパート等の施設で拾われた場合、お礼は施設と折半となるので、落とし物の価値の2.5%から10%となります。
施設に届け出ましょう! 24時間以内に提出しないと拾得者の権利がなくなります。 速やかに届け出ましょう!
落とし物の価値は、現金なら分かりやすいけど、クレジットカードの価値って、何で決まるのでしょうね?
それから、カフェでカードを見つけた時も、交番に届けるべきだったのかな・・?
と気にしていましたが、同じ警視庁のホームページで、
お店等の施設で拾った時は、施設に届け出る、でよかったことが分かりました。
(もちろん、拾得者の権利は要らないですが。)
それにしても・・・
2日連続でクレカを拾うなんて、クレカの神様に好かれたのかしら・・・?
●こちらは、ブログの神様がネタを提供してくれた話●
低所得フリーランスなので、自分のクレカはなるべく使いたくない